『死に方のヒント――満足のいく「生き方」を享受するために』
近藤 誠・ひろ さちや 20030728 日本文芸社,239p.
■近藤 誠・ひろ さちや 20030728 『死に方のヒント――満足のいく「生き方」を享受するために』,日本文芸社,239p. ISBN-10: 4537251220 ISBN-13: 978-4537251227 1575 [amazon] ※ d01
■内容(「BOOK」データベースより)
「死」についてあらためて考えなおしてみませんか?宗教的思想から、そして、医療データからとふたつのアプローチ法で「より有意義な生とは」という問題が浮きぼりされてくる。
内容(「MARC」データベースより)
医師と宗教学者とが「人の命を救う」という共通の目的を持ちながら、宗教的思想と医療データという、各々違ったアプローチで命の尊厳とは何かを論じ、「より有意義な生とは」という問題を浮き彫りにする。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
近藤 誠
1948年東京都生まれ。慶応義塾大学医学部卒。現在、慶応義塾大学医学部放射線科講師。アメリカに一時留学。帰国後はがん一般の治療を専門とする。乳がん治療では早くから乳房温存療法を実践し、患者数、温存率とも日本で最高の実績を持つ。
ひろ さちや
1936年大阪府生まれ。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。気象大学校教授を経て、宗教文化研究所を設立。現在、まんだらの会会長。仏教を中心に宗教をわかりやすく説き、多くの支持者を得ている。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 医学はどれだけ進歩したのか 近藤 11
第2章 なぜ「医療地獄」が生まれたのか
第3章 がんとはどんな病気なのか
第4章 人間は傲慢になっていないか
第5章 がんになったらどうするか
第6章 命はいったいだれのものか
第7章 命の尊厳をどう守るか
第8章 「生きる」とはどういうことか
■引用
第1章 医学はどれだけ進歩したのか 近藤 11-34
寿命が延びたのは医療より生活レベル向上、衛生管理の進展が主因 17-20
病人を生み出し、苦しめる医療世界の腐った構図 25-28
健診やドッグは病人を増やしたい医者の論理から行なわれる 31-34
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◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表