『ヨーロッパ思想入門』
岩田 靖夫 20030718 岩波書店,244p.
last update: 20171027
■内容
出版社/著者からの内容紹介
デカルト,カント,ニーチェ,ロールズらが説く哲学は多彩である.ところが彼らの思想はすべて2つの土台に上に立つ.それはギリシアの思想とヘブライの信仰である.本書は,2つの源泉の本質は何かを,文学や美術,「聖書」から探り,さらに近現代の哲学の深部にどう入りこんでいるかを分析.ヨーロッパ思想がクリアーに見えてくる.
内容(「BOOK」データベースより)
デカルト、カント、ハイデガーらが説く多彩な哲学はすべて二つの土台の上に立つ。それはギリシアの思想とヘブライの信仰である。本書は、二つの源泉の本質は何かを、文学や美術、「聖書」などから探り、さらに近現代の哲学の深部にどう入りこんでいるかを分析。ヨーロッパ思想の核心がクリアーに見えてくる。
著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)
- 岩田 靖夫
- 1932年東京都に生まれる。1961年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、仙台白百合女子大学教授、東北大学名誉教授。古代ギリシア哲学専攻
■目次
はじめに
第1部 ギリシアの思想
1章 ギリシア人とはなにか
2章 ホメロス
3章 ギリシア悲劇
4章 ソクラテス以前の哲学
5章 ギリシア哲学の成熟
第2部 ヘブライの信仰
A 旧約聖書
1章 イスラエル人の歴史
2章 『創世記』の神話
3章 預言者
B 新約聖書
4章 イエスの生涯
5章 イエスの教え
6章 パウロ
第3部 ヨーロッパ哲学のあゆみ
1章 中世のキリスト教哲学
2章 理性主義の系譜
3章 経験主義の系譜
4章 社会の哲学
5章 実存の哲学
読書案内
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志