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『自己と社会――現象学の社会理論と〈発生社会学〉』

西原 和久 20030601 新泉社,309+xixp.

last update:20100706

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■西原 和久 20030601 『自己と社会――現象学の社会理論と〈発生社会学〉』,新泉社,309+xixp. ISBN-10: 4787703013 ISBN-13: 978-4787703019 \3990 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

・「BOOK」データベースより
自己の問題から,権力や制度の問題を問い直す,「発生論」の新たな展開.ヴェーバー・ミード・エスノメソドロジーを射程に入れ,現象学的社会学の視点から「社会の生成」を読み解く.

・「MARC」データベースより
自己の問題から,権力や制度の問題を問い直す,「発生論」の新たな展開.ヴェーバー・ミード・エスノメソドロジーを射程に入れ,現象学的社会学の視点から「社会の生成」を読み解く試み.

■目次

序章 自己への問いと社会への問い――本書の視角 11

第I部 自己への問い――自己・他者・<間>の系譜 1章 自己への問いの系譜――現象学的社会学の視線 20
2章 他者と<間>の系譜――問いを問い直す 39
3章 意味社会学の系譜――問いの発生論的再構成 55

第II部 意味社会学の発生論的視座――シュッツと発生社会学の系譜
4章 前期シュッツと発生論――廣松社会哲学を媒介として 82
5章 後期シュッツと現象学的社会学の新地平――現象学者たちとの対話 105
6章 シュッツ発生論の基本構図――身体・リズム・相互行為 127
7章 シュッツとエスノメソドロジーの視点――発生論的相互行為論の射程 151
8章 G・H・ミード理論の基本視軸――発生社会学への系譜 169

第III部 社会への問い――権力と制度をめぐる発生社会学と間主観性の社会理論
9章 間主観性への問いと社会理論への回帰――ニック・クロスリーの冒険 190
10章 権力と支配の問題――ヴェーバー理解社会学の発生論的解釈替え 211
11章 制度の発生をめぐる系譜――社会理論への発生論的アプローチ 238
12章 制度発生論の行動発達論的構図――ひとつの基層からの問い 262

終章 発生社会学の社会理論へ――現象学的社会学の新たな挑戦 287

各章の注 292
あとがき 304
引用・指示文献リスト 巻末i

■引用


■書評・紹介

◇小川 英司 2004 「書評論文 西原和久著『自己と社会』を読む」『年報社会科学基礎論研究』3: 190-5.

◇中村 文哉 20050228 「書評 西原和久著『自己と社会――現象学の社会理論と〈発生社会学〉』」『ソシオロジ』49(3): 119-27.

■言及



*作成:藤原 信行
UP: 20100706 REV:

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