『「私」にとっての国民国家論――歴史研究者の井戸端談義』
牧原 憲夫 編 20030601 日本経済評論社,369p.
last update:20110131
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■牧原 憲夫 編 20030601 『「私」にとっての国民国家論――歴史研究者の井戸端談義』,日本経済評論社,369p. ISBN-10:4818815055 ISBN-13:978-4818815056 \3200
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■内容
内容(「BOOK」データベースより)
立場と世代を異にする9人が、ジェンダー・民衆・天皇制などをめぐって、にこやかに激論する。スリリングな緊張感の先に歴史研究はまだ「希望」を語れるか。
内容(「MARC」データベースより)
「国民国家とは」「主体とは」といった問いをつねに意識しつつも、実証的な歴史研究者に可能なスタイル=具体的な素材を通してそれらに接近することを目指した討論会(2001年12月~2002年8月)の記録をまとめる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
牧原 憲夫
1943年生まれ。1979年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位所得。現在、東京経済大学経済学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はしがき
1 ジェンダー・家族・国民国家
報告 ジェンダー・家族・国民国家
女性の国民化とジェンダー・アプローチ
近代家族論の課題
公と私の境界
コメント
討論
それぞれの応答
近代家族と性差のつくられ方
家族形成の願望
近代家族史の時期区分
家族の外部―帝国と女性
家族の内部―嫁姑と扶養
近代家族の解体?
ジェンダー史と女性史
女性という主体
討論へのコメント
討論を終えて
2 個・民衆・国民
報告 「民衆」という主題
「民衆」への問いかけ
〈私〉と研究史
「さまざま」をつなぐ環
コメント
討論
それぞれの「民衆」イメージ
通俗道徳と自己陶冶
秩序形成と民衆的主体
民衆の序列化
国民国家と社会・社会史
「客分」的主体か「とらえ返し」か
「主体」としての民衆?
植民地研究と民衆史
国民国家の矛盾と主体化の契機
討論へのコメント
3 日本型国民国家と近代天皇制
報告 日本型国民国家と近代天皇制
日本型国民国家論の提起
意義と残された課題
主権論と人権論の問題
国民国家としての天皇家の特質
「文明・文化」と国家イデオロギー
文明・文化の両義性と天皇制
コメント
討論
報告とコメントへの応答
虚偽性と矛盾
国家から「自立」した社会?
国家間システムと帝国
二項対立を越える
近代天皇制の伝統と断絶
文化と制度
国民と臣民の二重性
象徴天皇制の位置づけ
4 歴史学と「われわれ」
報告 歴史学と「われわれ」
〈西川長夫〉さんという場所
〈図柄と地〉
〈いくつもの国民国家論〉
〈「廃墟」という原基の場所〉
〈「私文化」と国民国家の両義性〉
歴史学は未来を語りうるか
〈集合名詞で歴史を語ること〉
〈歴史学に未来はあるのか〉
討論
矛盾と両義性
歴史叙述の難しさ
戦後歴史学と「戦後」認識
研究史と「われわれ」
歴史的思考の可能性
歴史像あるいは「立場」ということ
発展段階のとらえ方
通史と教科書
私にとっての歴史研究
討論を終えて
行きつ戻りつ……
アイデンティティのぐらつきのなかで
言い残したこと
三〇年後に再会したら、私たちはなにをしゃべり始めるだろうか
「立場」と「絡み合い」
初源の場所から
「民衆」と歴史学と
残された課題
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾 更新:
樋口 也寸志