HOME > BOOK >

『吾妹子哀し』

青山 光二 20030625 新潮社,258p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■青山 光二 20030625 『吾妹子哀し』,新潮社,258p. ISBN-10: 4103323094 ISBN-13: 978-4103323099 \1680 [amazon][kinokuniya]

■内容
「BOOK」データベースより

杏子に銃口を向けるものがあれば、お前はそれを遮って立てるかと、その折々に杉は自分自身に問いかけたものだった。今また杉は銃口の前に立っている。銃にこめられた弾丸はアルツハイマー型痴呆症だ。―下駄箱に並んだ化粧品、食品棚に詰めこまれた靴やスリッパ、床に落ちた排泄物、徘徊…。哀しくもときにユーモラスな介護生活に、若き日の熱烈な恋愛の記憶が輝きをもって立ち現れる。「究極の恋愛のかたち」と、選考委員各氏の絶賛をあびた川端賞受賞作と続編を収録。

「MARC」データベースより

少しずつ壊れてゆく痴呆症の妻。夫の老作家を支える、かけがえのない恋慕の記憶。哀しくもときにユーモラスな介護生活に、若き日の熱烈な恋愛の記憶が輝きをもって立ち現れる-。川端康成文学賞受賞の表題作と続編を収録。

■目次 ■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治 
UP: 20100315 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME(http://www.arsvi.com)