『肉体不平等』
石井 政之 20030500 平凡社,197p.
■石井 政之 20030500 『肉体不平等』,平凡社,197p. ISBN-10: 4582851827 735円 [amazon]
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
「ビューティー・コロシアム」というテレビ番組が人気を集めている。素人が視聴者の前で大変身し、幸せそうな表情を見せる。この背景には、ファッション、メイク、美容整形などに示されている容姿への強い関心がある。多くの人は自分の顔と身体に不満を抱き、果てしのない美への競争に組み込まれていく。三島由紀夫から中村うさぎ、乙武洋匡までを検討し、「身体コンプレックス」を飼い慣らす方法を指し示す。
■目次
第1章 「ビューティー・コロシアム」という現象(梅干ババア 「普通の外見」を求めて ほか)
第2章 「きれい」「かっこいい」とは何か(「きれい」「かっこいい」を構成する要素 人はなぜ化粧をするのか ほか)
第3章 イメージとしての身体(身体をめぐる市場性 脳と外見を中心とした現代社会 ほか)
第4章 身体コンプレックスを飼い慣らす(身体コンプレックスとつきあう方法 美に至る最短距離=美容整形 ほか)
第5章 肉体不平等社会を生きぬく(私たちはみんな「五体不満足」である 中村うさぎの自意識との格闘 ほか)
■紹介・引用
■書評・言及
*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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BOOK