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『成熟社会の病理学(改訂版)』

米川 茂信・矢島 正見 編 20030401 学文社,242p.


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■米川 茂信・矢島 正見 編  20030401 『成熟社会の病理学(改訂版)』,学文社,242p. ISBN-10:4762012041 ISBN-13: 978-4762012044 \2650 [amazon][kinokuniya] ※

■内容
(「BOOK」データベースより)
本書では、「成熟化」「高齢化」「高学歴化」「国際化」という現在のわが国をおおっている4つの大きな社会変動を抽出し、第1部で、これらの変動とその病理性を考察している。この第1部は、いわば総論的性格をもたせてあり、全体的な把握と理解が可能となるように配慮してある。第2部は各論的性格をもたせてあり、第1部の理解に基づき、限定されたテーマの下で、さらに深い理解が得られるように配慮した。
(「MARC」データベースより)
社会変動を対象に、そこに内在する病理を考察。「成熟化」「高齢化」「高学歴化」「国際化」という、現代日本を覆う4つの大きな社会変動を抽出し、それらの変動とその病理性を考察する。93年刊の改訂版。

■目次
序 成熟社会の概念と病理認識の枠組み
1 成熟社会の概念とその具体像
2 病理認識の枠組み
3 本書の構成
第I部 成熟社会の諸局面とその病理性
1 成熟化の社会病理
1 成熟化の概念と成熟化の諸傾向
2 成熟化過程の病理性へのアプローチ法
3 日本社会の成熟化過程の病理状況
2 高齢化の社会病理
1 高齢化の概念
2 高齢化社会の病理
3 高齢者観の病理
3 高学歴化の社会病理
1 学歴社会の概念
2 高学歴化の推移
3 高学歴化の社会病理
4 国際化の社会病理
1 第一次産業と国際化
2 第二次産業と国際化
3 第三次産業と国際化
4 働いている外国人との共生
第II部 成熟社会の病理状況
5 「働きすぎ」社会の病理
1 成熟社会の到来と労働時間問題
2 「働きすぎ」の実態とその弊害
3 「働きすぎ」の形成要因と変革の契機
6 スポーツ参加の社会病理
1 成熟社会とスポーツ参加
2 スポーツへの社会化
3 「遊び」とスポーツ参加
4 人間の成長とスポーツ
5 スポーツの社会病理現象
6 スポーツ参加の社会病理
7 結びにかえて
7 高齢者の社会的扶養・介護と福祉・介護マンパワー問題
1 人口構成の高齢化と高齢者の社会的扶養・介護
2 労働力需要と福祉・介護マンパワーの必要量の試算
3 福祉・介護マンパワーの確保と労働条件
4 福祉・介護マンパワーの確保と公共政策の諸問題
8 学校化社会の病理
1 社会変動としての学校化
2 学校化社会における価値の制度化と価値意識の諸相
3 学校化社会における子どもの逸脱行動
4 おわりに
9 資格化の病理
1 資格の概念と機能
2 資格制度の歴史
3 資格化の現状とその病理
10 国際化と環境問題
1 環境問題の国際レベルでの顕在化
2 環境問題の解決困難な要因
3 地球環境問題への国際的なな対応
索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治 
UP:20090521 REV:
社会学  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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