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『映像/言説の文化社会学――フィルム・ノワールとモダニティ』

中村 秀之 20030326 岩波書店,304p.

last update:20100706

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中村 秀之 20030326 『映像/言説の文化社会学――フィルム・ノワールとモダニティ』,岩波書店,304p. ISBN-10: 4000265172 ISBN-13: 978-4000265171 \3360 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

・出版社からの内容紹介(岩波書店ホームページより)
映画はモダニティの文化体験が凝縮された特権的な場だ.とりわけ「フィルム・ノワール(暗黒映画)」という記号には,映画体験をめぐる折衝やその揺らぎが幾重にも投影されてきた.第二次大戦前から今日に至るこの記号の「特異な転生」を解明することで,現代文化の生産と受容の様態を,陰影豊かに描出し,批判的に考察する.映画学との境界上で展開される独創的な冒険.

・内容(「BOOK」データベースより)
第二次大戦前夜から現代までの映画言説を渉猟し,フィルム・ノワール(暗黒映画)という記号の分析を通して現代文化への新たな視点を提示する.映画研究,文化,現代思想を横断する刺激的な論考.

・内容(「MARC」データベースより)
「フィルム・ノワール(暗黒映画)」という記号の分析を通して,文化体験の有り様を批判的に考察する独創的な知の冒険.

■目次

凡例 vi
序章 〈いかがわしきもの〉の系譜学に向けて 1
第一章 フィルム・ノワールとハリウッド映画 23
第二章 「暗黒映画」の転生 一九三八〜一九五五 73
第三章 ハリウッドの殺人メロドラマ 一九四三〜一九四七 119
第四章 フィルム・ノワールと映画文化の転換 一九七○〜一九九七 181
エンド・マークにかえて 235
注 241
文献 279
あとがき 299

■引用


■書評・紹介

◇藤井 仁子 2003 「レビュー 中村秀之著『映像/言説の文化社会学――フィルム・ノワールとモダニティ』」『映像学』71: 117-21.

■言及

◇長谷 正人 20061231 「分野別研究動向(文化)――『ポストモダンの社会学』から『責任と正義の社会学』へ」」『社会学評論』57(3): 615-33.(Journal@rchiveで全文閲覧可.PDFファイル)


*作成:藤原 信行
UP: 20100706 REV:

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