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『「心のケア」を再考する』

井上 芳保 200303 現代書館,326p. 3150



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■井上 芳保 編 200303 『「心のケア」を再考する』,現代書館,326p. ISBN:4768434355 3150 [amazon][kinokuniya]

■内容(「BOOK」データベースより)
「カウンセリングが必要」といわれている多分野の実践家がその実態を検証する。さっぽろ自由学校「遊」連続講座の成果を母体とした論考集。
内容(「MARC」データベースより)
現在のカウンセリングブームのなか、「心のケア」に関心のある人が多い。その関心の根幹である「信頼のおける人間関係を求める」心の問題を再考する。さっぽろ自由学校「遊」連続講座の成果を母体とした論考集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上 芳保
1956年北海道生まれ。東京学芸大学教育学部、同大学院教育学研究科修士課程修了。現在、札幌学院大学社会情報学部教授。社会学専攻。ゼミは例年「人間の高尚ではない諸問題」をテーマに開講。「ルサンチマン」をキイワードに現代人の生きづらさを検討中。最近は知識社会学の観点からのホモ・アカデミクスの検討、SM系メディアの分析、心理主義化社会の様相の解読などに関心あり。さっぽろ自由学校「遊」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はしがき 井上芳保 5

第T部 「心のケア」とは何か 15
 第一章 いま、なぜ「心のケア」を問うのか 小沢牧子 16
 第二章 「心」への関心の落とし穴 伊藤進 35
 第三章 地域福祉のめざすものと「心のケア」 林恭裕 62
 第四章 フェミニストカウンセリングの現場から 大嶋栄子 85
 第五章 医療現場における「心のケア」 石谷邦彦 103
  ・ホスピス・ケアの現場から
 第六章 看護の立場からみたホスピス・ケア 石垣靖子 126
 第七章 豚汁と「心のケア」 舛田和麿 137
  ・阪神淡路大震災を契機として
 第八章 子ども臨床学から見えてくるもの 加藤彰彦 172

第U部 「心のケア」の深淵 215
 第九章 「脱魔術化」した世界の「再魔術化」とどう向き合うか 山之内靖 216
   ・グローバリゼーション時代の「心のケア」を考える
 第十章 「ケア」についての考察 花崎皋平 245
   ・哲学の立場から
 終章 「心のケア」の幻想と現実をめぐって 井上芳保 253
   ・「再魔術化」の時代に耐える社会臨床のために
 受講者の感想 村中眞佐子・阿部幸弘・澤出真紀子・都築仁美・細谷洋子 307


*作成:植村要*/青木慎太朗
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/uk01.htm
UP: 20070705
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