『「モノと女」の戦後史――身体性・家庭性・社会性を軸に』
天野 正子・桜井 厚 20030310 平凡社,平凡社ライブラリー,339p.
last update:20111206
■天野 正子・桜井 厚 19920915 『「モノと女」の戦後史――身体性・家庭性・社会性を軸に』,有信堂高文社,263p ISBN-10: 4842065346 ISBN-13: 978-4842065342 \2520 [amazon]/[kinokuniya] →20030310 平凡社,平凡社ライブラリー,339p. ISBN-10:4582764622 ISBN-13: 978-4582764628 \1365 [amazon]/[kinokuniya] ※ ws
■内容
戦後に登場し、進化したモノによって、女性の生活や意識はどのように変貌したか。
モノと人間の関係、人間と人間の関係、男と女の関係、そしてジェンダーの再編成を、パンスト・下着・ナプキン・避妊具・洗濯機など九つの「モノ」を切り口に、その交渉史をさぐり、これからの生き方を探求する。
■目次
序章 「モノと女」の交渉史にむけて
1章 パンスト――身体感覚を変える
2章 下着――性と生を支配するもの
3章 ナプキン――「汚れ」の呪縛を解く
4章 避妊具――身体管理の社会装置
5章 洗濯機――「戦後」の幕をひく
6章 流し――「屈む」から「立つ」への道程
7章 トイレ――女役割を映す鏡
8章 手帳――暮らしのコントロール・システム
9章 たばこ――自己主張を超えて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:永橋 徳馬