HOME > BOOK >

『安全保障の新秩序――国家安全保障再考、テロ・環境・人間の安全保障』

浦野 起央 20030215 南窓社,382p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■浦野 起央 20030215 『安全保障の新秩序――国家安全保障再考、テロ・環境・人間の安全保障』,南窓社,382p. ISBN-10: 4816503013 ISBN-13: 978-4816503016 \4800 [amazon][kinokuniya]

■内容
内容(「BOOK」データベースより)
書名の副題を「国家安全保障再考、環境・反テロ・人間の安全保障」としたが、そうした個別の安全保障の新領域を解明する一方、安全保障の新次元では、これまでの安全保障の再検討を進めており、安全の価値、均衡性、およびコストの検証とともに、地球安全学を提唱している。これは安全保障の枠組みの変容という以上に、従前の国家安全保障ないしは国家間システムでは的確に捉えられない国際関係の多面的変容によるところである。

内容(「MARC」データベースより)
安全保障をめぐる主体の多元化とともに、その領域は拡散と深化を見せている。テロ、環境、「人間の安全保障」など個別の安全保障の新領域を解明するとともに、これまでの安全保障の再検討を行う。

■目次
はしがき
第1章 安全保障の新次元
1 安全保障概念とその拡大
 (1)「王国の平和」の現代的考察
 (2)同盟と集団安全保障
 (3)予防外交
 (4)緊急救援権と人道的介入
 (5)グローバル世界と安全保障の日常的取り組み
2 安全保障をめぐる基本的要件の再考察
 (1)主体の多元化と領域の拡散および深化
 (2)安全保障の相対的価値
 (3)安全保障の信頼、均衡性、およびコスト
 (4)主権国民国家の変容とガバナンス
3 安全保障概念の発展とその視点
 (1)経済と国家安全保障
 (2)経済安全保障
 (3)総合安全保障と協調的安全保障
 (4)国家イデオロギーと民主主義の安全保障
 (5)市民社会と人間の安全保障
 (6)社会秩序と反テロ安全保障
 (7)地球と環境安全保障
4 21世紀安全保障の願望
 (1)21世紀安全保障に向けて
 (2)地球安全学としての安全保障
5 日本の国家安全保障再考
 (1)安全保障の基本
 (2)国家安全保障の方向―「非攻撃的防衛」の定義
 (3)ミサイル防衛の現実と課題
第2章 国際テロの現在性と反テロ安全保障
1 直面したテロの新次元―テロの本質と変貌
(1)米国同時多発テロ―超限戦の提起
(2)テロの本質―犯罪領域との境界
(3)テロの直撃―低レベル紛争の境界
2 国際テロとテロ・ネットワーク
(1)国際テロの相関
(2)テロの社会化
(3)テロの現在性
(4)アフガニスタン戦争と殉教テロへの転化
3 宗教テロとテロの極限
(1)原理主義の潮流
(2)イスラム原理主義テロ
(3)ユダヤ原理主義テロ
(4)キリスト教原理主義テロ
(5)カルト・テロと現実の脅威
(6)宗教テロ戦争の登場
4 反テロとテロの極限
(1)対テロ組織とテロに対する国際協力
(2)テロ防止と国際条約
(3)反テロ国際体制
5 帰結と願望―テロの現在性とテロ脅威への認識・対処
(1)グローバル危機とテロの合目的性および逸脱
(2)テロの脅威と解決願望
(3)宗教テロの認知と「文明の対話」
第3章 地球環境安全保障の理念・取り組み・枠組み
1 問題の提起
(1)カーソンの警告と国際環境問題
(2)限界を超えて
2 地球環境問題群と環境レジーム
(1)地球環境問題群
(2)環境NGOのキャンペーン
(3)「持続可能な開発」概念
(4)「持続可能性」による地球安全保障
(5)環境レジームの形成
3 地球環境安全保障の視点
(1)環境破壊とエントロピーの発想
(2)地球共生とイリイチの思想
(3)ザ・グリーンの行動原則
(4)世代間衡平の理論と地球的権利・義務
4 地球環境ガバナンス
(1)地球コモンズ
(2)ストックホルム会議
(3)ガバナンスの枠組み‐制度と監視
(4)地球環境保全戦略
(5)NGOと国際機関の解放
5 展望と課題
(1)技術と環境
(2)環境安全保障の領域と課題
第4章 「人間の安全保障」の考察
1 「人間の安全保障」と『人間開発報告』
(1)発展途上国と人間開発指標
(2)「人間の安全保障」
2 日本の「人間の安全保障」取り組み
(1)日本の「人間の安全保障」提唱
(2)人間の安全保障委員会
(3)人間の安全保障基金
(4)アフリカ開発会議と開発資金国際会議
3 飢饉、貧困、および構造的暴力
(1)飢餓への着目
(2)個人の価値剥奪としての飢餓―アマルティア・センの指摘
(3)構造的暴力状態―ガルトゥングの所説
(4)飢餓からの脱出
4 課題としての「人間の安全保障」
(1)「人間の安全保障」の文脈
(2)人間開発の10年
(3)「人間の安全保障」の基本的構図
(4)「人間の安全保障」の課題
索引(人名・事項)
図目次
1‐1 グローバル状況
‐2 ローカル・イニシアティブの座標
3−1 原子力利用の過程
‐2 チェルノブイリ原発事故のセシウム134とセシウム137の国別総降下量平均
‐3 核戦争によって生じる気温変化
‐4 地球環境の原理図
‐5 エネルギーと物質の保存則と劣化則
‐6 2種類の定常系
‐7 資源の性質と管理制度
4−1 構造的暴力とその構造のモデル
表目次
1‐1 安全保障の領域
‐2 対内的安全力と対外的安全力の関係
‐3 人間の安全保障の領域
‐4 国家間ゲームの座標
‐5 通商政策の思想的類型
‐6 総合安全保障と協調的安全保障
‐7 人間の安全保障の領域
‐8 テロの形態
‐9 主要国の国家諜報機関と対テロ部隊
‐10 反テロ条約
‐11 安全保障と脅威の認識
‐12 環境安全保障の認識と対処
‐13 平和のシステムとグローバル・ガバナンス
‐14 安全学としての安全保障
‐15 非攻撃的防衛と従前の兵力との比較
3‐1 世界の核兵器保有量
‐2 代表的な核戦争のシナリオ
‐3 1998‐2002年CSD行動計画
‐4 GEFプロジェクト・資源配分
‐5 安全保障の領域
‐6 環境安全保障の領域の検討
‐7 環境安全保障の範疇
4‐1 HDIの最大値と最小値
‐2 人間開発レベル別の国家数分布
‐3 国家範疇・地域別のHDI値、1960‐92年
‐4 主要発展途上国のHDI順位
‐5 人間開発のバランス・シート(発展途上国)
‐6 ジェンダー開発指数、下位から10カ国、1998年
‐7 ジェンダー・エンパワーメント指数、下位から10カ国、2000年
‐8 特定国の食糧安全保障指数
‐9 民族・宗教紛争
‐10 社会支出に対する軍事支出の割合、1990/91年
‐11 貧困に関する古典的信念と代替的見解
‐12 世界システムと人間の安全保障
‐13 高度債務国の状況(債務の対GNP比率が150を越えている国)
‐14 人間にとっての脅威/不安全

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志 
UP:20090625 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
TOP HOME(http://www.arsvi.com)