『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉 II』
Derrida, Jacques 2003 Chaque fois unique, la fin du monde :Textes présentés par Pascale‐Anne Brault et Michael Naas, Editions Galilée
=20060207 土田 知則・岩野 卓司・國分 功一郎,岩波書店,348p.
■Derrida, Jacques 2003 Chaque fois unique, la fin du monde : Textes présentés par Pascale‐Anne Brault et Michael Naas, Editions Galilée.
=20060207 土田 知則・岩野 卓司・國分 功一郎 訳,『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉 II』,岩波書店,348p. ISBN-10: 4000237128 ISBN-13: 9784000237123 \3400 [amazon]/[Kinokuniya] ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
果たせなかった対話、終わりなき対話を待ち続けながら「ひとりさまよい」だすこと(12 ジル・ドゥルーズ)、もはや応答することのない故人、ただ「私たち」の心の底でのみ応答する相手に向けて「アデュー(別れ)」を告げること(13 エマニュエル・レヴィナス)、「喪は存在しないだろう」という解釈不可能な一文の考察を通じて、「私たち」と語ることの不可能性について考える「私たち」を提示すること(14 ジャン=フランソワ・リオタール)、到来しない不可能な出来事としての死を語った人に、生ある限り手紙を送り続けること(16 モーリス・ブランショ)…。晩年、相次ぐ“友”の死に、ひらすら誠実な応答を試み続けたデリダが、自らの死の前年に残した追悼文集。
内容(「MARC」データベースより)
愛する人を失うたびに訪れる「世界の終焉」で、いかなる「喪の仕事」が可能なのか。ドゥルーズ、レヴィナス、リオタール、ブランショら燦然たる星たちへ捧げた、デリダの追悼文集。
著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)
- Derrida, Jacques(デリダ,ジャック)
- 1930年、アルジェリア生まれ。1984年、社会科学高等研究院(フランス、パリ)教授に就任。2004年10月9日、パリの病院にて死去
- 土田 知則
- 1956年生まれ。千葉大学文学部教授
- 岩野 卓司
- 1959年生まれ。明治大学法学部助教授
- 藤本 一勇
- 1966年生まれ。早稲田大学第一文学部助教授
- 國分 功一郎
- 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍
■目次
凡例
10 ルイ・マラン(1931-1992)
11 サラ・コフマン(1934-1994)
12 ジル・ドゥルーズ(1925-1995)
13 エマニュエル・レヴィナス(1906-1995)
14 ジャン=フランソワ・リオタール(1924-1998)
15 ジェラール・グラネル(1930-2000)
16 モーリス・ブランショ(1907-2003)
訳者あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志