『狂人の二つの体制 1975−1982』
Deleuze, Gilles 2003 Deux régimes de fous: textes et entretiens 1975-1995,Éditons de Minuit
=20040530 宇野 邦一 監修・江川 隆男 他 訳,河出書房新社,293p.
last update:20111126
■Deleuze, Gilles[ジル・ドゥルーズ] 2003 Deux régimes de fous: textes et entretiens 1975-1995, Éditons de Minuit
=20040530 宇野 邦一 監修・江川 隆男 他 訳 『狂人の二つの体制 1975−1982』,河出書房新社,293p. ISBN-10:430924310X ISBN-13:978-4309243108 \3675 [amazon]/[kinokuniya]/[bk1] ※ m 1p
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
『アンチ・オイディプス』から『千のプラトー』の間で何が起きたのか、何が変わったのか。未収録の論考・対談・インタヴューを編んだドゥルーズ思考集成。
内容(「MARC」データベースより)
「無人島」に続く70年代後期から95年の死の直前までのドゥルーズのテクスト・インタビューの集成を2冊にわけて刊行。前半にあたる本書は「アンチ・オイディプス」から「千のプラトー」に到る決定的な時代の論考等を収録。
■目次
はじめに
1 狂人の二つの体制
2 精神分裂と社会
3 プルーストを語る
4 ヴァンセンヌの精神分析学部について(ジャン=フランソワ・リオタールとともに)
5 『意味の論理学』イタリア語版への覚え書き
6 言語学の未来
7 『女嫌い』について
8 精神分析をめぐる四つの命題
9 言表の解釈(フェリックス・ガタリ、クレール・パルネ、アンドレ・スカラとともに)
10 社会的なものの上昇
11 欲望と快楽
12 金持ちのユダヤ人
13 ヌーボー・フィロゾフ及びより一般的問題について
14 ヨーロッパを統一する最悪の手段(フェリックス・ガタリとともに)
15 麻薬に関する二つの問題
16 それ自体では聴覚不可能な力を聴覚可能にすること
17 厄介者
18 うめき声と身体
19 哲学は数学者や音楽家にとって何の役に立ちうるのか――とりわけその哲学が音楽や数学について語っていない場合には
20 ネグリを裁く判事たちへの公開状
21 この本はまさに無実の証拠だ
22 八年後、一九八〇年の対話
23 絵画はエクリチュールを燃え上がらせる
24 『マンフレッド』、なみはずれた革新
25 『野生の異例性』への序文
26 パレスチナのインディアン
27 言語をめぐる宇野への手紙
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*更新:樋口 也寸志