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『教えて私の「脳みそ」のかたち――大人になって自分のADHD、アスペルガー障害に気づく』

ニキ リンコ 20080825 生活書院,456p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■岡野 高明・ニキ リンコ 20021210 『教えて私の「脳みそ」のかたち――大人になって自分のADHD、アスペルガー障害に気づく』,花風社刊,315p. ISBN-10: 4907725485 ISBN-13: 978-4907725488 1680 [amazon][kinokuniya] ※ a07. m.

■ニキさんより

『障害学の主張』の6章に書かなかったこと、書けなかったこと、等がこちらに入っ
てます。福島県立医科大学医学部神経精神医学講座の学内講師、岡野高明氏との共著
で、主に対談、一部はメールでQ&Aです。

 出版社のサイトの紹介ページは
 http://www.kafusha.com/shinkanyoyaku/shinkanyoyaku.html


です。このページにも書いてますが、出版社に直接予約すると、18日から、申し込み
順に発送が始まるとのこと。支払いは郵便振替、後払い。現物といっしょに、振替用
紙が入ってくるので、郵便局で払ってください。

15日までに予約し、別の本を複数注文すると、送料(通常は一律310円)が無料にな
るっていうキャンペーンを今やってるみたいです。

注文用ページはこちら。
http://www.kafusha.com/shuppan/order/main.html

他の本の一覧は、こちら。
http://www.kafusha.com/shuppan/shuppan.html
手前味噌だけど私の個人的お勧めはマーク・フリードマン『熟年人間力、若者を救
う』。
ほかのひとの作品では、
ヘレン・レコルヴィッツ『パパに仕事がなくなって』(戦前が舞台のフィクション、
家族の物語)、
アーリン・アールバック『「リスク」の教科書』(ヤングアダルト向けの幅読本)、
あとね、ドナ・シルツ『最初に愛があったから 虐待され心に傷を負った子どもたち
を引き取って』は、タイトルからはわからないけど、実は、胎児性アルコール症候群
やLD、ADHD、それに感覚過敏や感覚統合療法など、生物学的な諸問題についての情報
が豊富です。特に、感覚統合療法の情報って日本ではまだ少ないから、その意味で貴
重だと思います。

と、宣伝したところで、目次を貼っときますね。

■目次

この本が生まれるまで

第一部 発達障害はトクベツなもの?
01 社会に出て、自分の「至らなさ」を知る
02 あなたの悩みは、脳の構造かもしれない
03 精神科に来る人って、ヘン?
04 なぜ大人のADHDを診てくれるお医者様が少ないか
05 「人格」には生物学的な要素がある?
ニキ 自閉という生物について語る
閉じた情報の環っか 俺ルールの世界に生きる人々

第二部 ニキという生き物
01 引きこもり、不登校、結婚と幸せな閉じこもり生活
02 自閉は恥ずかしい?
03 自閉とADHDの二人羽織
ニキ 診断名のもたららすとまどいについて語る
診断名のジャングルと地球人の探検家たち

第三部 障害は文化?
01 得意なことは、やってはいけない?
02 発達障害に優しい社会
03 カミングアウトはするべきか?
04 自分なりの行動療法
ニキ 「障害は文化だ」について語る
障害を文化と考えるのは、実用的

第四部 ニキ、ディープな質問をする
ニキ、ディープな質問をする

中途診断ラッシュと診断受容過程

最後の最後に

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内容(「BOOK」データベースより)
小さいときからヘンな子だった。仕事についたらタイヘンだった。自閉とADHDを抱えながら「脳みそ」に関する本を訳しつづける翻訳家ニキ・リンコが「大人のADHD」の治療に日々励む精神科医に問いかける。

内容(「MARC」データベースより)
「私の脳みそはどこがどうフツウじゃないの」「そもそもフツウとヘンってどう違うの?」 自閉とADHDを抱えながら「脳みそ」に関する本を訳し続ける著者が、「大人のADHD」の治療に日々励む精神科医に問いかける。

■言及

◆立岩 真也 20140826 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 [amazon][kinokuniya] ※


UP:20080917 REV:20081102, 20140824
ニキ リンコ  ◇自閉症  ◇ADHD/ADD  ◇障害/障害学  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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