『福祉国家再編の政治』(講座・福祉国家のゆくえ 1)
宮本 太郎 編 20021130 ミネルヴァ書房，360p.
last update:20111020
■宮本 太郎 編 20021130 『福祉国家再編の政治』(講座・福祉国家のゆくえ 1)，ミネルヴァ書房，360p. ISBN-10:4623037355 ISBN-13:978-4623037353 \3675 [amazon]／[kinokuniya] ※ s03
■内容
内容（「BOOK」データベースより）
福祉政治の動態は、北欧でも、大陸ヨーロッパでも、イギリスでも、旧来の「3つの世界」の枠を越え出ようとしている。福祉国家はどこに行くのか。本書は、各国の動態分析をふまえて、福祉国家再編にかかわるキーワード群を掘り下げ、21世紀の福祉国家を展望する。
内容（「MARC」データベースより）
福祉国家の動向を北欧、オランダ、イギリスの注目事例から検討。背後の福祉再編構想を、ワークフェア・NPO・ジェンダー・アンペイドワークなどのキーワードで論じる。新たな視点から21世紀福祉国家を見通す書。
■目次
グローバル化と福祉国家の政治―新しい福祉政治の文脈
1 福祉国家の収斂と分岐(福祉国家の世紀と階級政治―労資和解体制の成立と変容
北欧福祉国家の政治―グローバル化・女性化の中の「国民の家」
大陸型福祉国家―オランダにおける福祉国家の発展と変容
自由主義的福祉国家からの脱却?―イギリスにおける二つの福祉改革)
2 二〇世紀の経験と新構想(救貧法制の動揺とワークフェア構想―就労支援の三つの戦術
福祉国家とジェンダー・ポリティックス―ジェンダー関係の戦略的転換への途
福祉国家と非営利組織―ファイナンス/供給分離モデルの再考
シティズンシップと福祉国家―危機の諸相と刷新の方向性をめぐって
福祉国家と「第三の道」の政治学―グローバル化時代のモダン社会民主主義)
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：竹川 慎吾