『町工場巡礼の旅』
小関 智弘 20021110 現代書館,254p.
last update: 20110218
■小関 智弘 20021110 『町工場巡礼の旅』,現代書館,254p. ISBN-10: 4768468357 ISBN-13: 978-4768468357 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※ w01
■内容
・同書の帯より
“粋な旋盤工”小関智弘の現役最高のルポルタージュ.自分の目の高さで,“現場”を見続けて51年,この10年間の町工場の智恵と哲学が収録されている.
■目次
はじめに 1
町工場巡礼の旅 7
中国の町工場で 8
発想豊かなものづくり 11
作らされているのではなく 20
ハイテク職人を育てる 29
指で憶えて,肩に貯金――へら絞りで宇宙へ 39
レーザーでジャガイモの皮をむく 48
さくらんぼの里からの産声 56
NC機を使い熟す町工場 66
町に蓄えられた技術を生かす 76
工場のものづくりも自己表現 85
ネジ一本から世界を見る 95
後継者を育む町 105
プラスチック成型だって奥は深い 115
捨挽き捨絞りは碁や将棋と似て 124
大田区界隈・町工場・旋盤工 131
町工場――絆が支える“一品料理” 132
旋盤工 138
モノを作る手ごたえ――「工場まち」に生きて 163
祭りの陰に“尻尾切り” 168
日本人の技 171
職人の工夫と誇り 172
人びとの心を沸かすからくり人形 177
二百年の道草が教える豊かさ 182
御輿を飾る地味な技 186
和釘一本に木の文化を見る 190
ガラスに光と力を漲らせて 194
旋盤工・作家の周辺 199
ペンだこのない書き手 200
なぜか“美”の字 202
機械の未練 203
機械が語る町や人 205
風に乗れ,町工場 208
金ちゃんの暗示 210
歳のめぐり 212
八月十五日の贈りもの 214
“日照りが続けば,町工場が” 216
“珍獣になるな” 218
若いうちに,たっぷりと 220
日曜日の朝,箒を持つと 222
都会の稲穂 224
キリコ談義 226
続・キリコ談義 228
ヘマな旋盤工 230
粋な旋盤工 232
技能は社会の宝 235
お地蔵さんの清水 236
柿の木のある町工場 238
口笛を吹きながら 240
町工場の師走入り 242
電柱を担ぐ 244
“屋号”で書く 246
元旋盤工 249
あとがき 251
初出一覧 253
■引用
■書評・紹介
200212** 「Visual Point 『町工場巡礼の旅』小関智弘著 飯田鉄写真」『出版ニュース』1958: 3.
■言及