『陽だまりの病室で――植物状態を生きた陽菜の記録』
亀井 智泉 20021016 メディカ出版,270p.
■亀井 智泉 20021016 『陽だまりの病室で――植物状態を生きた陽菜の記録』,メディカ出版,270p. ISBN-10: 4840404984 ISBN-13: 978-4840404983 1995 [amazon] ※
■内容(「BOOK」データベースより)
「生」とは何か。「家族」とは何か。静かに輝く小さな命を見守り、支え続けた家族と医療スタッフの、大きな愛の軌跡。
■内容(「MARC」データベースより)
『ネオネイタルケア』での連載を単行本化。「胎便吸引症候群による低酸素性虚血性脳症」で植物状態となった陽菜ちゃんの生涯を綴ったエッセイ。現代社会・医療の重大なキーワードである生命倫理、家族等を考える。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
◇亀井 智泉
1966年大阪府豊中市生まれ。子ども時代を熊本市で過ごし、中学1年生で再び豊中に。関西大学法学部政治学科卒業。夫の宏行とは大学在学中に出会った。卒業後、母校法学部で職員として3年勤務、結婚のため退職。以来10年間、長野県に在住。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 陽菜の誕生 / 第2章 初めての面会、そして最悪の宣告 / 第3章 毎日生きて、育っていける
第4章 夫婦が親になっていく / 第5章 癒してくれるもの / 第6章 お父さんの気持ち
第7章 理性と笑い / 第8章 奏ちゃんのこと / 第9章 おっぱい自慢
第10章 お誕生日から気管切開へ / 第11章 家族の時間 / 第12章 インフォームド・コンセント
第13章 陽菜のためにできること / 第14章 ターミナルと言えば……
第15章 陽菜、お姉ちゃんになる / 第16章 お家に帰れたらいいのに / 第17章 命の力
第18章 幸せな秋 / 第19章 日没 / 第20章 喪失感を乗り越えて