『縮んだ愛』
佐川 光晴 20020720 講談社,180p.
last update:20110620
■佐川 光晴 20020720 『縮んだ愛』,講談社,180p. ISBN-10:4062113317 ISBN-13:978-4062113311 \1575 [amazon]/[kinokuniya] ※ 20110217 → 20080613 『縮んだ愛』,講談社文庫,179p ISBN-10: 406276072X ISBN-13: 978-4062760720 \520 [amazon]/[kinokuniya]
■内容
出版社/著者からの内容紹介
教育者は罪を犯したのか?
障害児学級のベテラン教員を襲った、ある<事件>。
告白体で語られるその顛末と、物語にひそむミステリー。
各紙誌で注目、期待の新鋭による芥川賞候補作!
『縮んだ愛』の語り手は公立小学校で長年、障害児学級を担当してきた教師で、文体もそうした語り手にふさわしいものに工夫されている。丹精でもっともらしく、きまじめ、正しいことしか言わない。(……)教員、しかも障害児教育という「最も正しい」仕事に携わる人たちにとっての最大の罠が、この作品では緻密に構成された、「偽善」の文体で表現されている。(……)ここではそれに見事に成功していると思った。――津島佑子氏・朝日新聞文芸時評(2002年2月 27日)
内容(「BOOK」データベースより)
障害児学級のベテラン教員を襲った、ある「事件」。告白体で語られるその顛末と、物語にひそむミステリー。各紙誌で注目、期待の新鋭による芥川賞候補作。
■目次
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾