『失業克服の経済学』
橘木 俊詔 20020606 岩波書店,205p. ASIN: 4000233688 1680
■橘木 俊詔 20020606 『失業克服の経済学』,岩波書店,205p. ASIN: 4000233688 1680 [amazon]/[kinokuniya] ※ e04 w01
出版社/著者からの内容紹介
不況の長期化が続いている.大型倒産は相次ぎ,失業率も5%を超えたまま当分下がる状況にはない.それではどうすれば失業者の増大を防ぐことができるのか.豊かさを分かち合う社会は可能なのか.製造業の空洞化,労働コストの増大,総需要の不足など失業率が高まった要因を分析し,失業率を低下させる政策を緊急提言する.
内容(「BOOK」データベースより)
不況の長期化が続いている。大型倒産は相次ぎ、失業率も五%を超えたまま当分下がる状況にはない。どうすれば失業者の増大を防ぐことができるのか。豊かさを分かち合う社会は可能なのか。製造業の空洞化、労働コストの増大、総需要の不足など失業率が高まった要因を分析し、失業率を低下させる政策を緊急提言する。
目次
第1章 失業する人は誰か
1 誰が失業者なのか
2 失業はどこでどういう人に発生するか
3 失業は自発的かそれとも非自発的か
4 なぜ仕事が見つからないのか
5 まとめ
第2章 失業率はなぜ高くなったか
1 産業構造の変化と空洞化
2 規制緩和策の効果
3 公共投資の減少と民間投資の低迷による建設業や他の産業の不振
4 消費の低迷
5 高い賃金支払い
6 企業経営の不振と倒産
7 ミス・マッチの意味
8 まとめ
第3章 失業の経済学
第4章 失業保険制度の充実を
第5章 危険なインフレ・ターゲティング―デフレ対策をめぐって
第6章 ワーク・シェアリング
第7章 豊かさを分かち合う精神を
第8章 望ましい労使関係を求めて
第9章 企業活力強化に向けて
第10章 失業を減らすための政策