『国際危機学――危機管理と予防外交』
木村 汎 編 20020625 世界思想社,365p.
■木村 汎 編 20020625 『国際危機学――危機管理と予防外交』,世界思想社,365p. ISBN-10: 4790709353 ISBN-13: 9784790709350 \2600 [amazon]/[kinokuniya]
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
貧困、経済格差、民族問題、宗教的対立、自然災害など、現代のさまざまな紛争や危機に対して、どのように管理し予防していくべきか。気鋭の執筆陣による注目の共同研究成果。
内容(「MARC」データベースより)
貧困、経済格差、民族問題、宗教的対立、自然災害など、現代のさまざまな紛争や危機に対して、どのように管理し予防するべきかを考察。国際日本文化研究センターが行なった共同研究「危機管理と予防外交」の成果をまとめる。
著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)
- 木村 汎(きむら・ひろし)
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- 拓殖大学海外事情研究所教授
■目次
序――危機管理と予防外交
第1部 理論――国際危機の安全保障論
第1章 危機管理の理論とその変容――冷戦からポスト・ポスト冷戦へ
第2章 冷戦後の安全保障――協調的安全保障と信頼醸成をめぐって
第3章 「予防」の国際政治学
第4章 国内紛争への国際介入――その理論的前提
第2部 アジアにおける危機と予防
第5章 予防外交に対する協調的安全保障アプローチ――可能性と限界
第6章 朝鮮半島における危機管理政策の展開――1993〜99年
第7章 東ティモール危機と日本
第3部 日本の危機対応
第8章 戦前日本の危機管理――居留民保護をめぐって
第9章 朝鮮戦争と旧日本軍人のパージ解除
第10章 平時と危機の間で――1997〜98年の危機管理を事例に
第4部 危機管理と行政
第11章 原子力発電所の危機防止論
第12章 危機管理コミッティとしての復興委員会――「同時進行」オーラルの「ファイル」をめぐって
第13章 阪神大震災からどれだけ学んだか――危機管理における発想の転換を考える
第5部 今後の日本の国際貢献
第14章 小型武器問題と日本の対応
第15章 環境問題をめぐる危機管理と予防
第16章 国連の危機対応能力
あとがき
編者・執筆者一覧
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志