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『病が語る日本史』

酒井 シヅ 20020520 講談社,270p.

last update:20110420

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■酒井 シヅ 20020520 『病が語る日本史』,講談社,270p. ISBN-10: 4062105667 ISBN-13: 978-4062105668 \1890 [amazon][kinokuniya] ※ h01
→20080807 『病が語る日本史』,講談社(講談社学術文庫),336p. ISBN-10: 4061598864 ISBN-13: 978-4061598867 \1102 [amazon][kinokuniya] h01

■内容

◆出版社/著者からの内容紹介
歴史上の人物の死因解明とその現代的教訓。

日本武尊の死因・脚気の原因はいつ明らかにされたか?
もし武田信玄がガンで急死しなかったら?
具体的な謎解きを通して、日本人の病気との闘いのあとをたどる。

著者の酒井氏は、日本の医学史研究の第一人者であり、私も歴史小説の筆をとる時、しばしば氏のもとを訪れて御教示を得てきた。医学史についての知識は多方面にわたっていて、その豊かさは驚嘆すべきものがある。
その氏が、病を通して日本史を語るこの著書には、氏の知識が存分に駆使され、病の絵巻物を見るような彩りがある。当然のことながらたしかな忠実にもとづいた内容で、私自身の知識も新らたにふくらむのを感じる。
人間が決して避けられぬ病を通して日本史を見つめるという、着眼が素晴しい。無数の人々によって形づくられてきた日本の歴史が、より豊かなものになって浮びあがってくる。――(吉村昭)


◆内容(「MARC」データベースより)
歴史上の人物の死因の解明など、古代から近代までの病の記録や時代を映す病気、変わる病気像について解説し、人間が決して避けられぬ病を通して日本史を見つめる。1998〜99年『大法輪』連載に加筆・訂正して上梓。

◆著者について
酒井シヅ(さかいしづ)
1935年静岡県生まれ。三重県立大学医学部卒業。東京大学大学院修了。医史学専攻。順天堂大学医学部教授を経て、現在、同大客員教授、野間科学医学資料館常任理事、日本医史学会常任理事などをつとめる。著書に『日本の医療史』(東京書籍)、全現代語訳『解体新書』(講談社学術文庫)、編著に『疾病の時代』(大修館書店)など。


■目次

第1部 病の記録
 骨や遺物が語る病
 古代人の病
 疫病と天皇
 光明皇后と施療
 糖尿病と藤原一族
 怨霊と物の怪
 マラリア(おこり)の蔓延
 寄生虫との長いつきあい

第2部 時代を映す病
 ガンと天下統一
 江戸時代に多い眼病
 万病のもと風邪
 不当に差別されたらい・ハンセン病
 脚気論争
 コレラの恐怖
 天然痘と種痘
 梅毒の経路は?
 最初の職業病
 長い歴史をもつ赤痢
 かつては「命定め」の麻疹

第3部 変わる病気像
 明治時代のガン患者
 死病として恐れられた結核
 ネズミ買い上げ――ペスト流行
 事件簿エピソード
 消えた病気
 新しく現れた病気
 平均寿命と死生観

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:八木 慎一
UP: 20110406 REV: 20110420
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