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『境界線の政治学』

杉田 敦 20020410 岩波書店,195p.

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last update:20151026

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■杉田 敦 20020410 『境界線の政治学』,岩波書店,195p. ISBN-10:4000225359 ISBN-13:978-4000225359 欠品 [amazon][kinokuniya]

■内容

「9・11」と、急激なグローバリゼーションの進行は、これまでの政治観の中心であった境界線にもとづく思考を無効にした。現在、われわれが直面している問題の本質とは何か。ポレミックなトピックを通して、幻想にもとづく同質性を単位にした政治秩序がもつ問題と限界を明らかにし、主権の絶対性と、境界線内部の最適化を志向する伝統的な政治概念をラディカルに更新する理論的跳躍。

■目次

はじめに――境界線の政治をめぐって
第1章 政治と境界線――さまざまな位相
  教育と非政治?
  2つの政治観念?
  境界線の引き方
  境界線の位相
  境界線をこえて?

第2章 全体性・多元性・開放性――政治観念の変容と政治理論
  全体性
  多元性
  開放性

第3章 寛容と差異――政治的アイデンティティをめぐって
  リベラル―コミュニタリアン論争と「アイデンティティの政治」
  「ナショナル・マイノリティ」の擁護
  「移民社会」の擁護
  アイデンティティ/差異のディレンマ

第4章 普遍的なるもののヘゲモニー――エルネスト・ラクロウの政治理論
  経済決定論からの脱却
  ヘゲモニーと分節化
  普遍と特殊の媒介
  批判

第5章 契約と闘争――新しい戦争か?
  社会契約論について
  憲法について
  征服について
  闘争論について
  生―権力について
  国家理性について
  新しい戦争?

第6章 二分法の暴力――マイケル・ウォルツァー正戦論をめぐって
  正戦へのコミットメント
  戦争への法
  戦争における法
  責任の局在
  正戦論の抜け穴

おわりに――主権・境界線・政治

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:奥坊 由起子
UP:20151026 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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