『社会は笑う――ボケとツッコミの人間関係』
太田 省一 20020412 青弓社,214p.
last update:20101228
■太田 省一 20020412 『社会は笑う――ボケとツッコミの人間関係』,青弓社,214p. ISBN-10:4787231995 ISBN-13:978-4787231994 \1680 [amazon]/[kinokuniya]※
■内容
出版社/著者からの内容紹介
マンザイブーム以降のテレビ的笑いの変遷をたどり、条件反射のように笑いを発しながらも、同時に冷静に評価するという両面性をもったボケとツッコミの応酬状況を考察し、独白であると同時に会話でもある擬似的なコミュニケーションが成立する社会性をさぐる。
内容(「BOOK」データベースより)
テレビにみられる「ボケ」と「ツッコミ」と「フリ」をキーワードにさまざまな笑いの形態を詳細に考察し、主観と客観を巧みに交差させながら笑いに対する介入と放置を繰り返す送り手と受け手の意識構造を浮き彫りにして、「なんでもあり」の感覚を共有することで成立している、笑いを媒介にしたコミュニケーションの社会性を分析する。
■目次
序章 「観客」と「視聴者」
第1章 マンザイ的「笑い」の誕生―マンザイブームをめぐって
第2章 「仲間」空間と「笑い」
第3章 「笑い」が「感動」に変わるとき
第4章 現代日本社会と「笑い」
終章 「笑う社会」の行方
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾