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『乳がんはなぜ見落とされたのか――「余命半年」の私にできること』

山口 真理子・朝日新聞「乳がん検診」取材班 20020214 朝日新聞社,270p.

last update: 20110420

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■山口 真理子・朝日新聞「乳がん検診」取材班 20020214 『乳がんはなぜ見落とされたのか――「余命半年」の私にできること』,朝日新聞社,270p. ISBN-10: 402257903X ISBN-13: 978-4022579034 \1260 [amazon][kinokuniya] ※ c09

■内容

・出版社/著者からの内容紹介
やがてあなたは病院に行けなくなる!

年金と同じく、政府 our stupid government は健康保険制度 the national health care system の破綻まで誤魔化そうと目論んでいる。すでにサラリーマンの医療費3割負担が実現したが、これは序の口 the beginning。すぐにでも5割負担時代がやってくる。つまり、もはや風邪くらいでは医者にかかれない。現に「無保険者」 the uninsured は急増し、治療費が払えずに手遅れとなった死亡事故が相次いでいる。
介護保険も矛盾だらけで、老人は病院を追い出され、今、医療現場は大混乱 in chaos の様相を呈している。
実は、小泉内閣が進める「医療改革」"medical reform"は、アメリカですでに失敗した制度の導入 bring in であり、私たちには何の利益 benefit ももたらさないのだ。
日本の医療は、官僚 officials と政治家 politicians と業界 medical business に長年食い物にされてきたが、彼らはさらに国民の命まで食い物にしようとしている。本書は、現場医師がその惨状を克明に告発 whistle-blowing し、よりよい医療の未来を提言suggest するものである。

・内容(「BOOK」データベースより)
検診が命を奪う!?命を懸けたがん患者の告発、それに応えて走り出した新聞記者。厚生労働省を動かした朝日新聞「見落とされた乳がん」キャンペーン。

・内容(「MARC」データベースより)
検診で乳癌を見落とされ、余命半年の告知を受けながら、検診制度の見直しを訴えて歩いた女性の手記と、多数のメディアで取り上げられ、厚生労働省に制度の見直しを決断させた朝日新聞キャンペーン記事から成る一冊。

・出版社からのコメント
「年金崩壊」の次は「医療崩壊」
●病院を追い出される老人たち
●病院に行けない「無保険者」の急増
●目前に迫った「5割負担」という重税
●アメリカによる医療乗っ取り
●官僚による情報操作
――現場医師が告発する惨状と提言

・著者について
崎谷博征[さきたに・ひろゆき]
1968年、奈良県生まれ。奈良県立医科大学・大学院卒業後、同医科大学脳神経外科学講座入局。国立大阪南病院、医真会八尾総合病院などをへて、現在熊本市内の私立病院副院長。脳神経外科専門医。医学博士。

・著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口 真理子
1963年9月6日東京都生まれ。千葉県在住。ノースカロライナ州立大学を卒業後、ダウ・ケミカル日本株式会社に勤務。英語講師などを経て、現在はパソコン講師。2001年10月に乳がんの告知を受け、12月に手術。2003年6月に肝臓への転移がわかり、余命半年と宣告された(本データはこの書籍が
刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

「余命半年」の私にできること(山口 真理子)
 第一章 幸せな日々
 第二章 告知
 第三章 病気が与えてくれたもの
 第四章 再発
 第五章 「余命半年」の私にできること
見落とされた乳がん(朝日新聞「乳がん検診」取材班)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:八木 慎一
UP: 20110406 REV: 20110420
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