『お笑いジェンダー論』
瀬地山 角 20011210 勁草書房，275+vii+IIIp.
last update: 20100904
■瀬地山 角 20011210 『お笑いジェンダー論』，勁草書房，275+vii+IIIp. ISBN-10: 4326652624 ISBN-13: 978-4326652624 \1890 [amazon]／[kinokuniya] ※ f03 ws
■内容
■目次
はしがき i
I お笑いジェンダー論 1
1 ジェンダーとは――「男はこうだ，女はこうだ」 3
2 主婦はいつ生まれたのか 9
3 家事の男女比較と日本の地域差 18
4 ひどい「男性差別」――男女共同参画社会は男にとっても楽な社会だ 25
5 主婦という制度は曲がり角――配偶者控除は必要か 37
II ジェンダー随笑録 59
1 メッセージ 男から 61
2 世間のからくり 111
3 子育ては愉快だ 133
4 男女共同参画時代のフェミニズム 153
III セックスワーク論――売春は禁止できない 163
1 何を何のために論じるのか 165
2 非公然性の原則 171
3 性＝人格 175
4 性差別批判 181
5 資本主義批判 187
6 近代社会の構造として 189
7 現場の問題・性犯罪 191
8 道徳主義的アプローチをこえて 195
9 自己決定を妨げるもの――強制と抵抗
10 自己決定が成立する条件 201
11 性の意味づけの変化 205
12 性的弱者 209
13 自己決定にもとづく棲み分け――性規範による規制から手続きへ 211
14 われわれにできること 214
IV 主婦保護撤廃論 219
脱・専業主婦時代の家族政策――家族の戦後体制を越えて 221
はじめに――新しい政策のセットへ 221
1 家族の戦後体制と専業主婦保護 222
2 専業主婦の階層的位置 229
3 保護撤廃の方向性 232
4 高齢社会と新たなライフスタイル 251
主婦の階層的位置 259
1 比較における主婦の位置 259
2 日本における主婦の位置 260
3 主婦の保護をはずす方向へ 271
あとがき 273
文献
初出一覧
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：藤原 信行