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『心を生みだす脳のシステム――「私」というミステリー』

茂木 健一郎 20011220 NHK出版,NHKブックス,277p.

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last update:20170531

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■茂木 健一郎 20011220 『心を生みだす脳のシステム――「私」というミステリー』,NHK出版,NHKブックス,277p.ISBN-10: 414001931X ISBN-13: 978-4140019313 1,070+ [amazon] [kinokuniya]

■内容

(「BOOK」データベースより)
 なぜ、脳という物質に心が宿るのか?視覚や感情の脳内メカニズムはどのようになっているのか?身体感覚や時間意識、他者に共感する能力など、心の複雑で豊かな営みは、脳内でどのようにして生まれるのか?千億のニューロン(神経細胞)が互いに関係性を持つことから生じる、脳のシステムとしての性質に、これらの謎を解きあかす、最大の鍵がある。脳科学の俊英が、システム論的アプローチという最新の知見をふまえ、自己意識をめぐる深遠な問題に挑む、スリリングな一冊。

■目次

1 脳内現象としての「私」
 脳の中に鏡があった―システム論の衝撃
 「私」とはクオリアの塊である―感覚的クオリアと志向的クオリア
 言葉の意味が立ち上がるとき―志向性と言語
2 世界を把握する方法
 身体感覚のダイナミズム―ボディ・イメージの仕組み
 アフォーダンスとは何か―脳と環境の相互作用
3 「私」という視点が生まれるとき
 鏡の中の「私」―自己意識の謎を追う
 なぜ、他人の心が読みとれるのか―共感する能力・表象化する能力
4 主観と客観はどう統合されるのか
 「私」の背後に隠されたもの―感情と情動
 脳の中の時間、心の中の時間―リアリティが生じる理由
 新たなるシステム論へ向けて

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:焦 岩
UP: 20170531
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