『タンパク質の生命科学―ポスト・ゲノム時代の主役』
池内 俊彦 20011210 岩波書店,209p. 840
■池内 俊彦 20011210 『タンパク質の生命科学―ポスト・ゲノム時代の主役』,岩波書店,209p. ISBN:4121016181 ISBN-13: 978-4121016188 840 [amazon] b d/l03 d/p
■内容(「BOOK」データベースより)
ここ十年の生命科学は、遺伝子の研究を中心に進んできた。ゲノム・プロジェクトをはじめ、病気の治療、クローン技術、犯罪捜査など、多面的な展開を見せている。ただ、遺伝子はいわばシナリオにすぎず、実際に機能する役者はタンパク質なのである。単に栄養素として必要なだけでなく、酵素として生体内の化学反応を進めるなど、あらゆる生命現象に関わるタンパク質を、すべての面から理解することをめざす、平易な入門書。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池内 俊彦
1947年(昭和22年)神戸市に生まれる。京都大学理学部化学科卒業。同大大学院理学研究科博士課程(京都大学ウイルス研究所)修了。1975年、理学博士。大阪大学蛋白質研究所助教授を経て、現在、関西大学工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 タンパク質とはどのようなものか
タンパク質の造り
タンパク質の姿
生物のからだを形作るタンパク質
酵素として働くタンパク質
第2章 タンパク質と遺伝子
タンパク質と遺伝子の関わり
遺伝子の働き方
タンパク質はどのようにして作られるか
第3章 タンパク質と生命
タンパク質は遺伝子とともに進化してきた
タンパク質と病気
タンパク質と遺伝子工学