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『イスラム過激原理主義――なぜテロに走るのか』

藤原 和彦 20011025 中公新書,254p.


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■藤原 和彦 20011025 『イスラム過激原理主義――なぜテロに走るのか』,中公新書,254p. ISBN-10: 4121016122 ISBN-13: 978-4121016126 \760 [amazon][kinokuniya]

■内容
内容(「BOOK」データベースより)
イスラム過激派が話題になるのは戦争やテロの際に限られているため、彼らは無謀な狂信者集団だと思われている。しかし現実には、彼らは独自の革命思想のもとに組織化され、各々の論理と目的のため冷静に手段を選択している。スポンサーとなっている国家さえある。敬虔な若者たちが、暴力的な原理主義運動に身を投じるのはなぜか。その誕生から世界を震撼させる現在まで、イスラム原理主義の思想と歴史を解明する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤原 和彦
1943年(昭和18年)、岩手県一関市に生まれる。東京外国語大学アラビア語科卒業。読売新聞社入社後、長く外報部に勤務し、カイロ支局長などを経て、1998年9月退社。現在、独協大学・放送大学・大東文化大学・成蹊大学非常勤講師、財団法人中東調査会参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
まえがき
第一章 ルクソール事件
 1 古代エジプト女王葬祭殿
  襲撃犯リーダーはアラブ・アフガンズ
  イスラム集団国外指導部のハムザとタハ
 2 最高責任者アルフィ内相の解任
 3 犠牲者の身体損壊と「集団」の自己批判
 4 続発した前触れテロ事件
 5 襲撃犯の「当初目標」は『アイーダ』公演か?
第二章 過激原理主義組織の思想
 1 サダト大統領暗殺と上エジプト武装蜂起
  軍事裁判で暗殺実行犯らは無罪を主張
 2 イスラム集団とジハード団の成り立ち
 3 サイイド・クトゥブのジャーヒリーヤ論
  「民主主義は偶像崇拝だ」
 4 過激原理主義組織の原型「断罪と逃亡団」
 5 過激原理主義と「ウンマ内部のジハード論」
  過激原理主義の祖イブン・タイミーヤ
第三章 イスラム集団
 1 シャリーアとカリフ制
  タリバンのカリフ制復活
 2 「集団」を育んだ上エジプトの社会風土
 3 「集団」の上エジプト的性格と反コプト主義
  シャリーアを「主要な法源」とした八〇年改定憲法
 4 外国人観光客と「血の復習」
 5 原理主義運動に共通する反ユダヤ主義
 6 シューラーと真の民主主義
第四章 ビンラーディンと原理主義「国際派」
 1 アフガニスタン戦争とアラブ・アフガンズの誕生
 2 戦後、「帰国」「転戦」「残留」の三組に分岐
  宗派を超えた原理主義ネットワーク
 3 転戦組によるボスニアのアフガン化作戦
 4 ビンラーディンは“原理主義者運動のトロツキー”
  ビンラーディンの師アッザム
 5 ジハード宣言と「世界イスラム戦線」の結成
第五章 武装闘争
 1 湾岸戦争と「新十字軍」のイラク爆撃
  カイロの巨大スラムに出現したイスラム解放区
 2 「集団」が取った外国人観光客襲撃戦術
  外国人観光客襲撃は「安全の契約」違反
 3 自由主義文化人へのテロ攻勢
  官能的な天国観と殉教
 4 イスラム教最高学府アズハルの原理主義運動
 5 無差別テロの頻発とジハード団
第六章 ムバラク政権との戦い
 1 非常事態法と軍事裁判
  一審だけの軍事裁判
 2 「集団」の野戦最高司令官殺害
 3 ムバラク大統領をアディスアベバで奇襲
 4 「集団」野戦グループの漂流
  枯渇した武器と資金
 5 「集団」獄中指導部の武装停止呼びかけ
  国外指導部は停戦呼びかけを拒否
第七章 武装停止から合法政党化へ
 1 国外指導部が武装戦略を再検討
  強硬派指導者タハの失脚
 2 「集団」新潮流「和平派」の台頭と武装停止
  国外指導部がついに武装停止を発表
  「集団」和平派、新政党の認可を申請
 3 アドリ新内相の飴と鞭戦略
  「集団」強硬派が武装停止見直しを主張
 4 過激原理主義運動封じ込めた国際協力
 5 ジハード団アルバニア・コソボ作戦の挫折
 6 エジプト過激原理主義運動の展望
イスラム過激主義関連年表
あとがき
索引〈事項・地名/人名〉


■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志 
UP:200900703 REV:
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