『「ボランティア」の文化社会学』
小澤 亘 編 20010920 世界思想社,267p.
■小澤 亘 編 20010920 『「ボランティア」の文化社会学』,世界思想社,267p. ISBN-10: 4790708926 ISBN-13: 978-4790708926 \2415 [amazon]/[kinokuniya] ※ s4300000 b
■著者略歴
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小澤 亘
1956年東京都に生まれる。1979年一橋大学経済学部卒業。1985年会社勤務を経て、一橋大学社会学部卒業。1991年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得修了。1994年立命館大学産業社会学部助教授、現在に至る。専門は、文化社会学・思想研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ、若者たちはボランティアを始めたのか?3年にわたるイメージのパネル調査とライフヒストリー調査、そして、日・韓・加の比較文化分析による「ボランティア文化」への接近。
内容(「MARC」データベースより)
なぜ、若者たちはボランティア活動を始めたのか。7名の大学生に対する、3年間にわたる断続的インタビュー調査から、「ボランティア」という行為の可能性と浮かび上がる問題群を考察する。
■目次
はじめに
面接調査について
第1章 非日常的な出会いを求めて――井山靖君の場合/上森成人
第2章 ピュアでありたい――上村奈々さんの場合/篠原正一
第3章 他者からの承認を求めて――森田正司君の場合/小澤亘
第4章 型にはまった生き方からの脱出――大川裕美さんの場合/上森成人
第5章 実感的な学びの場を求めて――岡島彩子さんの場合/小澤亘
第6章 女性としての「自立」の模索――佐々百合さんの場合/篠原正一
第7章 ネットワーカーの誕生――赤井秀樹君の場合/小澤亘
補論1 ボランティア文化の国際比較――日本・韓国・カナダの大学生に対する意識調査/小澤亘
1 調査の設計
2 ボランティアイメージの比較分析
3 学びの効果
4 まとめ
補論2 ボランティア問題の構造/小澤亘
1 ボランティアたちの苦悩
2 社会的なボランティア問題
3 創造的なボランティアの必要性
むすびに代えて
感謝のことば
参考文献リスト
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:山本 晋輔