『ボランティア学のすすめ』
内海 成治 20010630 昭和堂,275p.
■内海 成治 20010630 『ボランティア学のすすめ』,昭和堂,275p. ISBN-10: 4812201071 ISBN-13: 978-4812201077 \2520 [amazon]/[kinokuniya] ※s4300000
■内容(「BOOK」データベースより)
みずからが参加し、ともに行動しながら考える――私たち一人ひとりの実践が生み出した新しい学問。
■内容(「MARC」データベースより)
「国際ボランティア年」の2001年におくるボランティア学の入門書。福祉、環境、災害支援とまちづくり、国際協力、教育の各領域から現場に学ぶボランティアを提唱。ボランティア領域の現在と、現代社会における位置を考察。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内海 成治
大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は国際教育協力論・国際ボランティア論。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
I ボランティア領域の現在
第1章 環境問題とボランティア
1 温暖化防止を市民の手で
2 地域環境の保護
第2章 国際協力と国際ボランティア
1 国際ボランティアとは
2 日本の国際協力のしくみ
3 青年海外協力隊
4 NGOの状況
第3章 国際難民支援の現場から
1 難民支援の現実
2 難民とは何か
3 難民支援の新たな潮流
4 難民保健医療の支援
5 アフガン難民医療の現場から
6 公平さと参加をめざして
第4章 災害救援・まちづくりとボランティア
1 阪神・淡路大震災以降の災害ボランティア
――日本災害救援ボランティアネットワークの五年間
2 全国災害救援ネットワーク
3 アメリカの災害救援ネットワークの動向
4 災害救援とまちづくりにおけるボランティア
――緩やかなネットワークと緊密なネットワークの併存
第5章 教育とボランティアのつながり
1 教育とボランティアの関係性
2 総合的な学習とボランティア
3 地域とボランティア――学校でするボランティア
第6章 福祉の現場のボランティア
1 高齢者介護とボランティア精神の発露
2 障害者の自立生活とボランティア
3 ボランティアの限界と新たな可能性
II 現代社会におけるボランティアの位置
第7章 ボランティアの経済学
1 はじめに――経済行動としてのボランティア
2 データで読むボランティア
3 ボランティアの動機
――人はなぜボランティアするのか
4 ボランティア活動に影響を与える要因
5 寄付とボランティアの関係
6 結論と政策的インプリケーション
第8章 現代市民活動とボランティア――社会学的考察
1 市民活動をどのような視点から考えるのか
2 「市民活動」の誕生
3 現代社会とライフ・ポリティクス
4 非営利活動としての市民活動
5 市民活動の落とし穴
6 市民活動が招く空間
第9章 福祉政策形成とボランティア
1 福祉社会とボランティア活動
2 ボランティア活動と民間非営利組織
3 民間非営利組織の先駆性と福祉政策
4 圧力団体と福祉政策
5 サービス供給機関と福祉政策
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:長谷川 唯