『「老人ホーム」を超えて――21世紀デンマーク高齢者福祉レポート』
松岡 洋子 20010620 クリエイツかもがわ,270p.
last update: 20101019
■松岡 洋子 20010620 『「老人ホーム」を超えて――21世紀デンマーク高齢者福祉レポート』,クリエイツかもがわ,270p. ISBN-10: 4876995966 ISBN-13: 978-4876995967 \2520 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
「施設」(老人ホーム)閉鎖を猛烈な勢いで進め、「住宅」へと向かうデンマーク高齢者福祉の最前線を追う。
内容(「MARC」データベースより)
「施設」(老人ホーム)閉鎖を猛烈な勢いで進め「住宅」へと向かうデンマーク高齢者福祉の新しい動きを追う。デンマーク人の生活やモノの考え方なども紹介。
■目次
はじめに
序章 デンマークで出会った人々の話
僕はプライエム(特別養護老人ホーム)否定論者(ミカエル・イブシング)
日本の高齢者ケアはやさしすぎませんか?(アネタ・ヨアンセン)
介護の対象ではなく、生きる主体としての高齢者(ベント・ロル・アナセン教授)
第1部 デンマーク社会と高齢者福祉の特徴
第一章 デンマーク社会とその歴史
(1)人口530万人の小さな生活大国
(2)お年寄りがタフに生きる国
(3)変革のきっかけは女性の社会進出
(4)福祉を支える「連帯意識」はどこから
(5)「支配」ではなく「奉仕」する政治家
第二章 デンマーク高齢者福祉の特徴
(1)高福祉高負担の社会保障国
(2)国・県・市町村の地方分権三層構造
(3)医療と福祉がもたれ合わない構造
(4)「高齢者三原則」は高齢者の声から生まれた
(5)「介護」から「自立支援」へ
第2部 デンマーク高齢者福祉の光と影
第一章 在宅の暮らしを支えてきたもの
(1)「できるだけ長く自宅で」のスローガンのもとに
(2)ホームヘルパー クリスチャンの一日
(3)補助器具センターは「生活支援」の発想で
(4)デイセンターは地域に開かれた交流の場
(5)「住宅」政策こそ高齢者福祉の要
第二章 人生を豊かにするリハビリテーション
(1)生活志向で人生を豊かにするリハビリテーション
(2)病院と家をつなぐ入所型リハビリセンター
(3)家から通う通所型リハビリセンター
第三章 これまでの施設ケアとその反省
(1)施設ケアの時代は終わった
(2)古きよき「プライエム」での暮らし
(3)「プライエム」の反省
第3部 プライエムを超えて
第一章 デンマークの地殻変動
(1)悩めるデンマーク
(2)「してもらう福祉」から「参加する福祉」へ(新・社会法)
(3)民間委託などの取り組み
(4)「できるだけ長く自宅で」はもう古い!?
第二章 ポスト・プライエムは何か
(1)「施設」から「住宅」へ向かう大きな潮流
(2)自立支援型住宅「プライエボーリ」
べラフース(コペンハーゲン市)
モンケボーセンター(ネストベッズ市)
(3)小ユニットを意識した「プライエボーリ」
アブサロンスフース(コペンハーゲン市)
オーコーの家 テア(フレデリクスベア市)
(4)「プライエボーリ」をどう評価するか
(5)グループホームの誕生と発展
(6)痴呆性高齢者のための「グループホーム」
クログホルムゴー(ソルロッド市)
ソフィルンのグループホーム(ヒョースホルム市)
ピレフース(コペンハーゲン市)
第三章 いつまでも元気で暮らすための高齢者住宅と街づくり
(1)マースクゴーの高齢者住宅群(ネストベッズ市)
(2)ソフィルンの高齢者住宅群(ヒョースホルム市)
(3)高齢者のコレクティブハウス(オーデンセ市)
(4)専門店とタウンモビリティ
第四章 高齢者自身によるセイフティネット
(1)高齢者住民委員会
(2)エルドラセイエン
(3)訪問の友
結び 21世紀へ向けて 日本へのメッセージ
(1)「施設か住宅か」を超えて、一人ひとりを大切に
(2)「住宅」に住んで「街(地域)」に暮らす〜阪神大震災の経験から〜
(3)生活を豊かにし、支援するツールとしての「住宅」
(4)やさしさをこめて「生活」に根ざした支援を
(5)二重三重のセイフティネットは市民の手で
コラム 素顔のデンマーク
週37時間働いて幸せになれる国
高齢者のための国民高等学校
福祉充実の表舞台に女性あり
行列待ちなんてバカバカしい!
自転車天国 デンマーク
ワインか花束を
国民総背番号制
デンマークに魅せられたアメリカ人
一人暮らし高齢者と家族のよい関係
スローなリズムにしてくれ
民営化とヒューマニティ
セルアイネと理念
非情なる刑罰社会
大学は広き門・狭き出口
デンマーク人はシステム構築がお上手(空き瓶リサイクル)
デンマークの掃除機
あとがき
主な参考文献
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:片岡 稔