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小西 聖子 20010601 白水社,219p. ■小西 聖子 20010601 『ドメスティック・バイオレンス』,白水社,219p. ISBN-10: 4560049610 ISBN-13: 978-4560049617 1890 [amazon]/[kinokuniya] ※ b *こにし・たかこ ■出版社/著者からの内容紹介 いわれなきパートナーの暴力、二人でいることの不安と恐怖、ジェンダーがもたらす密室の悲劇……最も深刻でありながらなお閉ざされた今日の病理を、カウンセリングの現場から探る。 【編集者よりひとこと】 これは世界中の女性がかかえる深刻な問題です。けっして他人事ではない、あなた自身の身にふりかかるかもしれない、理不尽な出来事です。そのときあなたはどうするか。他国と比較しながら、日本の現状を分かりやすく説明しています。 内容(「BOOK」データベースより) いわれなきパートナーの暴力…いま最も深刻でありながらなお閉ざされた病理を、カウンセリングの現場から探る。 ■目次 第1章:ドメスティック・バイオレンスとは何か 第2章:ドメスティック・バイオレンスの施策 第3章:ドメスティック・バイオレンスの実態 第4章:なぜ逃げないのか 第5章:被害者と加害者の心理 第6章:ドメスティック・バイオレンスへの対応 ■紹介・引用 第1章:ドメスティック・バイオレンスとは何か 1.ある事例 広まりつつあるドメスティック・バイオレンスという言葉は本当に理解されているのだろうか?ドメスティック・バイオレンスは自分とは関係の無い話に捉えられやすく、自分自身が被害者、または加害者であることに気づきにくい。(→P7〜11) 2.パートナーの暴力 ドメスティック・バイオレンスは家庭内暴力と訳されるが、人によって取り方が異なる。家庭内には様々な関係があり、また暴力も身体的暴力と精神的暴力があるからだ。ここでは身体的暴力も精神的暴力も恋人(法的な婚姻関係が無い)からの暴力もドメスティック・バイオレンスとして扱うが、法律やソーシャルワークの観点では籍が入っているかどうかが重要視され、司法機関では身体的暴力のみがドメスティック・バイオレンスとしてあつかわれることが多い。(→P12〜19) 3.なぜわかりにくいか ドメスティック・バイオレンスの被害は他者からは非常に見えにくいものである。例え見えても問題が複雑で、援助に手ごたえが無い。そのためドメスティック・バイオレンスへの介入は援助する人に徒労感を残してしまいやすい。(→P20〜21) 4.児童虐待とドメスティック・バイオレンス 児童虐待とドメスティック・バイオレンスには多くの共通点があるがその取り組みは大きな差がある。日本の大人は自分のメンタル的なことをさらけ出すのが苦手であり、なかなか取り組もうとしない。しかし問題の解決策は自分自身の中にしかない。(→P22〜27) 5.被害者らしい被害者 被害者は長期間に渡って暴力を受けることでストレスが体現化し、そのうち体調不良の本来の原因を本人さえも分からなくなってしまい、他人に共感してもらいにくくなってしまうこともある。初めて出会う被害者は被害者らしくないかもしれないが援助者はそれを見抜く必要がある。(→P28〜34) 第2章:ドメスティック・バイオレンスの施策 1.女性に対する暴力 日本は女性に対する暴力は多くの人に関わる社会的問題であることを認めているがその理解は不十分である。日本では特に性暴力被害・ドメスティック・バイオレンス・売買春の問題が大きく取り上げられ、多くの自治体で積極的にそれに取り組んできている。(→P35〜44) 2.世界中で起こっていること ドメスティック・バイオレンスは世界中で問題となっており、共通性がある。文化の特性もあるのかもしれないがそれだけで済ますことの出来ない事例も多い。どこの国にも女性への理不尽な暴力が存在している。伝統文化の例−『砂漠の女ディリ−』(→P45〜51) 3.各国のドメスティック・バイオレンスとその対策 1)スウェーデン ドメスティック・バイオレンスに関わる省庁の大臣は全て女性であり、人口800万人でありながらシェルターが200ほどあり、滞在期間も長い。必要ならば一定期間全く別人として生活する事も可能。シェルターと地域機関の連携がよく、ドメスティック・バイオレンスへの理解も進んでいる。 2)アメリカ 2000を超えるシェルターを持つが州によって法律が異なるため、ドメスティック・バイオレンスへの罰則も異なる。異文化への理解が強くみられる。コミュニティーにおけるドメスティック・バイオレンスへの介入は歴史が浅く、模索の段階である。 3)イギリス アメリカと同様異文化への対応が意識的に行われている。不法滞在の女性が強制送還を恐れているケースがあり、保護の後の問題も大きい。(→P52〜66) 4.日本のシェルターとドメスティック・バイオレンス防止法 配偶者からの暴力は更なる暴力を阻止する保護命令がある。命令に違反すれば罰が適応される。日本のドメスティック・バイオレンスに対するシェルターは婦人相談所の一時保護施設と、民間のものの二つに分かれる。婦人相談所でドメスティック・バイオレンス被害者への充分な対応を行えるところはわずかで、民間の方が進んでいる。日本のシェルターはどこもいっぱいで充分なカウンセリングなどが出来ないのが現状である。日本にも配偶者間の暴力だけでなく、世界を視野に入れた暴力が存在しており、総合的な視野を持つ必要がある。(→P67〜76) 第3章:ドメスティック・バイオレンスの実態 1.さまざまな形態 エレン・ペンスとマイケル・ペイマーの「女性虐待のタイプと虐待方法」は心理的構造に重きをおいた分類である。 @孤立させること A経済的コントロール B脅し C情緒的虐待 D性的虐待 E身体的虐待 これらは日本でも当てはまることである。(→P77〜80) 2.日本のドメスティック・バイオレンス 日本の犯罪統計にはドメスティック・バイオレンスが少数しか出てこないが決して少ないのではない。日本では我慢すること、黙っていることが美徳だという風潮があるからなのではないか。また、被害を受けて訴えても家庭裁判所の調停委員がドメスティック・バイオレンスに理解が無いことがある。従来の家族観に立って、暴力の深刻性をあまり考えないのではなく、暴力を受けることへの影響などを理解すべきである。(→P81〜84) 3.日本で行われたドメスティック・バイオレンスの調査 2000年の調査で命の危険を感じるくらいの暴力があったという回答が2.7%、全体的には身体的よりも精神的虐待の頻度が高く、経験あるという人が多かった。(→P85〜91) 4.東京都の調査から ドメスティック・バイオレンスは核家族の無職の女性が被害に遭うことが多い。そのため経済的な問題も関わってくる。場所は自宅が多く、だんだんエスカレートしてくる。母親など周囲の人々の理解が足りないことも多い。被害者にも人の援助が役に立つという感覚が殆ど無いようだ。(→P92〜100) 第4章:なぜ逃げないのか 1.支配する力 被害者は逃げられる機会がありながらなぜ逃げないか?それは洗脳の過程と似ている。 @孤立化 A日常生活の制限 B暴力と、暴力の脅し C強制的なメッセージの繰り返し D気まぐれな恩恵 特殊な例−ペルーの日本大使館占拠事件(→P101〜110) 2.洗脳とドメスティック・バイオレンス 1で述べたことは持続的なパワーによる支配と従属の人間関係を作り上げる場合に広く共通した心理要素である。学校でのいじめも同じような例である。このような心理的監禁にもっと敏感になるべきである。 (→P111〜113) 3.パワーによる支配 1)児童虐待 児童虐待の場合、暴力を持って子どもを思い通りにしようとするが、実際は思い通りになることはなく暴力はエスカレートする一方である。育児へのあせりや子どもへの不安や恐怖から非意図的に子どもを無力化し、支配する虐待の構造が出来上がってしまう。 2)ドメスティック・バイオレンス C.M.マーフィーとM.カサーディはパートナーによる心理的虐待の要素。 @孤立・制限 A屈辱・堕落 B脅し C所有物への暴力 D嫉妬・所有 これは児童虐待の心理的要素とほぼ一致している。大人のコミュニケーションを断つことは難しく、男性の嫉妬妄想のような場合もある。禁止程度はまちまちであるが基本的に妻の自由は制限されており、友人関係も貧困である。パートナーに対する制限は男性に限ったことではないがエスカレートし、物質的監禁に至ることは男性に多い。ドメスティック・バイオレンスは繰り返し行われ、心理的脅しと一緒になっている。(→P114〜122) 4.暴力と性差 ドメスティック・バイオレンスを生み出すのがパワーであるならばそのパワーの差は暴力からくるのではないだろうか?暴力そのものがパワーバランスを変え、さらに暴力による支配を強くする。伝統的な役割や生物学的な行動傾向、身体的パワーの問題などから男性が振るうことが多い。(→P123〜128) 5.ジェンダーによってもたらされるパワーの差 1)経済的問題 暴力のほかにパワーの差を生み出す要因として大きいのは経済力である。被害者も加害者も性別分業の考え方にとらわれていることが多い。ここから被害者は逃げることにも臆してしまう。 2)子どもの問題 被害者のみが逃げると子供が虐待に合うことが心配される。また、両親の暴力を見て育った子どもにはメンタル面での問題も出てくる。さらに被害者が子どもを虐待する可能性もある。 (→P129〜136) 第5章:被害者と加害者の心理 1.被害者の心理と病状 なぜ暴力から逃げられないかを考えるとき、パワーによる支配と無力化がパワーバランスで挙げられたが、被害者側の心理はどうか?ここでは学習された無力感(うまく逃れる道がない状況にずっと置かれていたために何かしようという気が起こらなくなること)が挙げられる。しかし、完全に無力化されることは少ない。それはその状況に置かれるまでのネットワークが皆無ではないからである。自分からアクセスする力を持っていることが無力化を防ぐのである。(→P137〜141) 2.被害を受けることの「意味」 虐待を受けて大人になった人は自分の「生きている意味」を必要としている。虐待を単に「親が悪い」と軽率にいうことは虐待を受けてきた人々にとって虐待を受けていた時間が「意味がなかった」と評価することになってしまい、本人には受け入れることが出来にくい。ドメスティック・バイオレンスの被害者も同じである。その気持ちが逃げることを止めさせてしまう。しかし、このような関係を変えるためには自分の行為の意味を確かめていかなければならない。(→P142〜144) 3.精神医学的病状 ドメスティック・バイオレンスの被害は変形的なPTSD(外傷後ストレス障害)をもたらしやすい。PTSDではなくほかの障害と診断したほうがよいこともある。ドメスティック・バイオレンスの被害者に多いのは抑うつ病である。(→P145〜147) 4.精神科とドメスティック・バイオレンス 人々は内科などで身体的異常を訴え、薬を服用しても変化が見られないために精神科へ行く。しかし、あまり相手にされることがなかった。ドメスティック・バイオレンスの被害者は自分に関心を持ってくれる人がいないと思いがちであり、突然会った人とコミュニケーションを取りにくい。医者がドメスティック・バイオレンスについて無視してしまうこともあった。最近は医者にもドメスティック・バイオレンスへの理解が広まっているので、このような状況も変わってくるのではないだろうか。(→P148〜152) 5.加害者への介入 加害者への介入を行うのは難しい。アメリカでは加害者への様々なカウンセリングが行われている。主に2つの形式に分かれており、自主的に参加する形、強制参加の形がある。前者のほうが望ましいが、後者のほうが現実的方法である。(→P153〜155) 6.加害者のタイプ 1)共感性の欠如 他人への共感が欠如し、自己中心的な人たち。コミュニケーションは表面的で人の痛みにも自分の痛みにも鈍感である。 2)情緒の不安定 怒りの感情や、衝動コントロールが悪い。 3)激しく不安定な対人関係と見捨てられないための常軌を超えた振る舞い 依存と攻撃が同時に存在するような状態での暴力行為や、女性が別れようというそぶりを見せた時に自殺すると脅すような行為をする。相手の感情を考えず、自己中心的。 4)男らしさ かたくなな男性中心主義の価値観。(→P156〜162) 7.被害の過小評価と否認 加害者は自分を正当化し、被害を縮小化し、否認する。「妻が思う通りにならない」という心理は児童虐待を近いところにある。しかし、ドメスティック・バイオレンスの加害者の方が児童虐待の加害者よりも同情を集めやすい。加害者の思いやりの欠如などをセラピストは見抜かなければ加害者の評価は難しい。 (→P163〜165) 8.ドメスティック・バイオレンスの多軸性 ドメスティック・バイオレンスを特徴づける要因は次のようにまとめることが出来る。 @身体的暴力を振るわれることがおおい A家庭の中で起こる B女性に対する侵害行為であり、ジェンダーの問題に関わる C繰り返し、持続的に侵害が起こる D被害者に被害が転化されやすい(→P166〜168) 9.同居していないパートナーへの暴力 ドメスティック・バイオレンスは結婚後の子どものいる女性の問題と思われがちである。まだ結婚も同居もしていない恋人にはないのだろうか?これはパートナー・アビューズと言い、男女間に起こりうる暴力である。恋人は自分の行為と相手の行為がつりあう保障が全くない関係であり、傷つくのが恐い人にとっては危険な関係である。このような関係を保つためには自分は捨てられても大丈夫という本人にある程度の強さが求められる。普通は好きでいてもらうために相手の立場になって考えるものであるが、捨てられることに耐えられない人の場合、捨てられないための1つのやり方が暴力なのである。(→P169〜174) 10.パートナーの対人関係 以前の家庭にははっきりとした役割分担があり、個人の人格的力が大きく家庭の機能に反映することはなかった。しかし、現在はそのような仕組みが崩壊しつつある。この仕組みの崩壊は一方で人の心を自由にし、パートナーとの関係も様々な模索が可能となった。また一方で個人の不安を高め、葛藤への脆弱性をもたらした。人への恐れや不安は、慢性的の暴力の要因となる。ドメスティック・バイオレンスを減らすためには子どもに豊かで安全な対人関係を経験させることが重要なのではないだろうか。 (→P175〜180) 第6章:ドメスティック・バイオレンスへの対応 1.現在の日本の状況と問題 2001年10月にドメスティック・バイオレンス防止法が実施された。相談を受ける側の対応について問題を挙げたい。 1)通報の問題 ドメスティック・バイオレンス防止法で専門化がドメスティック・バイオレンスの被害を発見した場合、被害者本人の意向を尊重しつつ通報することが可能になった。しかし、被害者は身内の恥を知られたくない、また暴力を振るわれるという恐れから、暴力を認めても通報は嫌がると予想される。このような人々には被害を話すことの出来る安全な環境を整える必要がある。また、ドメスティック・バイオレンスの被害について相談できる施設があることも伝えておくべきである。 2)研修の問題 ドメスティック・バイオレンスの被害を発見し、2次被害を与えないようにするには被害者・加害者の心理について理解しておく必要がある。被害者はドメスティック・バイオレンスの被害についての相談は話をし、整理し、自体に立ち向かう力を得ることが必要になることが多い。対応する人は忍耐強く対応することが大切である。(→P181〜191) 2.実際に被害を受けていたらどうすればいいのか 実際に被害を受けている人、対応する人が何を留意すべきかを具体的に挙げる。 1)逃げる気はないが暴力を止めてほしいと思っている時 安易にカップルでセラピーなどに参加しないほうが良い。被害者は自分の気持ちを良く分かってくれる人を見つける。 2)実際に逃げようと思った時 被害者は一人で悩まずに、セラピーやシェルターに相談すると良い。事態を打開するために次のようなことを考える。 @相談所の電話番号を調べる A人に相談してみる B救急病院、警察、相談所などの場所と開いている時間を調べる C信頼できる友達や近所の人に危なくなった時のサインを伝えておく D外に逃げ出すための具体的ルートを考えておく、また一夜を明かせる場所も調べておく E子どもは一緒に逃げるのか、どのように理解させるかを考える F逃げる準備を整える G警察に行った時にどのように説明するか考える(→P192〜200) 2.被害者への支援を対応 ドメスティック・バイオレンスの被害者の支援でまず必要なことは暴力の危険を終わらせることである。安全が保障されない状況でカウンセリングなどをしても意味がない。すでに家を出てしまっている時は緊急避難の場からの相談が多い。この時はお金の問題、支援できる機関の情報を伝えることが必要である。もちろん心理的サポートも忘れてはならない。安全が保障された後の被害者の心理カウンセリングで大切なことは以下のような点である。 1)自責感の軽減 被害者は加害者を捨てたことへの自責感を感じていることが多い。セラピストの知識や経験によって感情の麻痺や重篤な身体化にも忍耐強く、大きな過ちを起こさずに対処することができる。 2)喪失への対処 シェルターへの保護は被害者にとって喪失そのものである。失ったものの大きさとそのダメージを認めること、悲嘆のプロセスをていねいに踏んでいく必要がある。 3)認知や思い込みの修正 暴力は自分の努力で止めることが出来た、自分には価値がないなどの思い込みが新生活に害をなすことにつながる。これらを修正してゆく必要がある。(→P201〜207) 3.加害者への対応 ドメスティック・バイオレンスという暴力について一定の範囲で法的対応がなされることとなったが心理的対応はどうか?加害者の心理カウンセリングが出来れば根本的解決につながるというのは理論的にはその通りである。加害者の心理カウンセリングで大切なことは以下のような点である。 1)暴力犯罪の心理を理解することは、暴力を正当化することではない 加害者は自分の犯罪を正当化する。そこには自己中心的な判断がある。「怒り」や「恐れ」は多くの人が抱く感情だが暴力を意味しているわけではない。加害者へのカウンセリングではどうして暴力に至ったのかを扱う必要がある。 2)暴力に直面させる 加害者へのカウンセリングは大抵の場合、強制的で期間も予算も限定されている。そのため徹底した方法をとることは難しい。そこで暴力を振ることが損であるということ、暴力を振るわない方法を教えることも手段のうちである。様々な加害者へのカウンセリングが行われており、まとめると以下のようになる。 @ジェンダーや差別、性別役割、分業についての教育 A暴力を止める訓練、暴力を振るわなくする訓練 B怒りのコントロールトレーニング C暴力を振るうことへの損得を考えさせる認知療法的アプローチ D自分の過去、傷に焦点を当てたセルフヘルプグループ 心理的アプローチで全ての暴力がなくなることはないだろう。暴力は関係を維持する方法として長い歴史を持っており、有効なものだったのである。被害者・加害者どちらへの対応にも限界があるが、人が変わることはまわりの人々の幸福へ波汲することを意識していたい。(→P208〜216) ……以上。コメントは作成者の希望により略、以下はHP制作者による…… UP:2003 REV: ◇小西 聖子 ◇性暴力/DV(domestic violence) ◇身体×世界:関連書籍 ◇2002年度講義関連 ◇BOOK |