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『参加型医療と患者――生きるために結び合う患者たち』

藤田 礎史郎 20010610 晃洋書房,207p.

last update:20150420

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■藤田 礎史郎 20010610 『参加型医療と患者――生きるために結び合う患者たち』,晃洋書房,207p.  ISBN-10: 4771012733 ISBN-13: 978-4771012738 \2500+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

本書は、患者団体の研究であると同時に、患者団体で行われている相互援助活動の分析を通して「患者が参加する医療」のひな形を提示し、 地域社会で暮らす人々に共通の領域として患者の福祉の重要性を検証をし、強く訴えることを試みたものである。

■目次

まえがき

第1章 日本の医療環境と患者
1 医療の基本概念
1)医療の定義をめぐって
2)患者という概念の誕生
3)生物医学モデル

2 日本医療における患者
1)西洋医術の採用とコレラ一揆
2)医療の制度化における医師会と厚生省
3)公衆衛生モデルと患者

コラム 急増する内部障害者


第2章 患者が当事者であること
1 患者本人と他者の関係性
1)患者という概念の位置
2)患者と専門家
3)患者と家族

2 患者の《当事者性》
1)患者と他者
2)権利主体
3)行為主体
4)ありのままの主体

3《当事者性》を除外する方法論
1)病人役割
2)科学の合理性
3)科学的基準の一般化


第3章 患者の団体をどのようにみるか
1 日本の患者団体の変遷
1)患者団体の起こり
2)戦争直後の患者団体
3)患者団体の全国的な結集

2 患者団体等の先行研究
1)医療運動論
2)患者・家族運動ネットワーキング論
3)受益者としての患者組織の政策参加

コラム 患者団体の多様性


第4章 患者団体の活動とその系譜
1 患者団体の活動内容
1)社会的活動と相互交流活動
2)障害者団体による自立生活運動

2 団体の系譜と特徴
1)自治会の系譜と友の会の系譜
2)活動の特徴


第5章 セルフヘルプグループの視点
1 セルフヘルプグループの考え方
1)セルフヘルプグループ
2)共通の体験を持つ者のグループの具体例

2 セルフヘルプグループ(SHG)が提起するもの
1)具体例からみるSHGの考え方
2)SHG研究
3 患者団体分析の視角

コラム 医療の主人公は誰か


第6章 患者団体の具体例から
1 友の会の系譜にある団体
1)糖尿病と友の会
2)大阪糖尿病協会の設立
3)大阪糖尿病協会
4)活動内容
5)現在の日糖協
6)課題

2 自治会の系譜にある団体
1)腎臓病と透析療法
2)大阪腎臓病患者協議会の設立
3)大阪腎臓病患者協議会
4)活動内容
5)課題


第7章 経験的知識と相互援助活動
1 大糖協と大腎協の比較検討
1)医療との関係性
2)活動内容
3)活動の特徴

2 経験的知識と相互援助活動
1)生活問題と経験的知識
2)相互援助活動における自助と他助

3 患者の相互援助活動
1)具体例にみる相互援助活動
2)患者主体の医療との関係性

コラム セルフヘルプ支援とインターネット


第8章 参加型医療と患者の福祉
1 情報アクセスと交通アクセスの保障
1)患者の権利と情報アクセス
2)患者からみた医療政策と交通アクセス

2 患者が参加する医療と患者の福祉
1)患者が医療に参加する意味
2)患者のための福祉に向けて


引用・参考文献

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP: 20150420 REV:
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