『社会構築主義のスペクトラム――パースペクティブの現在と可能性』
中河 伸俊・北澤 毅・土井 隆義 編 20010515 ナカニシヤ出版,228p.
■中河 伸俊・北澤 毅・土井 隆義 編 20010515 『社会構築主義のスペクトラム――パースペクティブの現在と可能性』,ナカニシヤ出版,228p. ISBN-10: 4888486441 ISBN-13: 978-4888486446 \2625 [amazon]/[kinokuniya] ※c13
■内容(「MARC」データベースより)
理論と臨床、さらにエスノメソドロジーの立場から構築主義論争を超えて方法論の新たな展開をはかり、児童虐待や少年犯罪をはじめ伝統文化や司法試験改革まで、幅広い事例研究で社会的現実の構築過程を描く。
■目次
1 Is Constructionism Here to Stay?
――まえがきにかえて
I 方法論編
2 構築主義とエスノメソドロジー研究のロジック
3 構成と現実/構成という現実
4 臨床的現実と社会的現実
II 事例研究編
5 「クレイム」は立ち上がるとき
6 薬害被害者手記に見るクレイムの構成
7 少年事件における当事者問題
――カテゴリー配置をめぐる言説と現実
8 ある「暴力事件」をめぐる記述のミクロポリティクス
9 児童虐待事例の構成
――記述のテクニックと解釈モードの選択
10 伝統文化の管理人
――郡上おどりの保存をめぐる郷土史家の言説実践
11 司法試験改革はいかに語られたか
――「語り」による弁護士像の構築
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:長谷川 唯