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『フーコーの権力論と自由論――その政治哲学的構成』

関 良徳 20010405 勁草書房,243,20p.


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■関 良徳 20010405 『フーコーの権力論と自由論――その政治哲学的構成』,勁草書房,243,20p. ISBN-10: 4326351233 ISBN-13: 978-4326351237 \3465 [amazon][kinokuniya]

■内容

フーコーはどのように法や権利を語ったのか。
秩序の固定化をふせぎ多様な生の共存を可能にする制度の構想?「自由論」の視角から「権力論」を解釈する。
ミシェル・フーコーは、「自由で平等な個人」をつくりだす近代社会の権力メカニズムを問題化した。周知のとおり彼の権力論は、現代思想に大きな影響を与えた。それは他方で、すべてを権力に還元し自由を否定するものだ、という批判にもさらされてきた。そうした批判も踏まえながら、フーコーの権力論を逆に「自由論」の角度から再構成したのが本書である。その上で、権力と規範の関係、民主主義の問題、権利論などを原理的に問い直すことが目指されている。従来検討されることの少なかった「フーコーと法」に関する初の本格的研究である。

■目次 ■著者紹介
関良徳(せき・よしのり)
1971年群馬県に生まれる。1999年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。一橋大学大学院法学研究科助手を経て、現在日本学術振興会特別研究員、博士(法学)。訳書にR.E. バーネット『自由の構造』(共訳、木鐸社、2000年)
■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治
UP: 20090929 REV:
Foucault, Michel ミシェル・フーコー  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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