『在宅死の歴史――近代日本のターミナルケア』
新村 拓 20010425 法政大学出版局,233p
■新村 拓 20010425 『在宅死の歴史――近代日本のターミナルケア』,法政大学出版局,233p. ISBN-10: 4588312081 ISBN-13: 978-4588312083 2730 [amazon] ※ b h01 a06 t02
本書は、近代日本における看取りの文化と地域医療の実態を、地主・開業医・巡査の日記や小説・病院資料を通して明らかにし、「遠ざかる死」の時代にあって、死を見つめ、考えることが生を豊かにするという観点から「看取りの復権」を提唱する。
内容(「MARC」データベースより)
近代日本における看取りの文化と地域医療の実態を、地主・開業医・巡査の日記や小説・病院資料を通して明らかにし、「遠ざかる死」の時代にあって、死をみつめ、生を豊かにするために、「看取りの復権」を提唱する。
■目次
第1部 看取りの文化
遠ざかる死
地主の日記にみる死の看取り
近代の医師
伝統医療のゆくえ
都市近郊農村における地主と開業医 ほか
第2部 看病を職業とした人びとの系譜
看護と介護
病院と看護人
小石川養生所の看病人
長崎養生所の看病人
病院の「看頭」 ほか
■言及
◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表