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『民主主義とイスラーム――宗教とナショナリズムの相克と調和』

酒井 啓子 編 20010330 日本貿易振興会アジア経済研究所,234p.


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■酒井 啓子 編 20010330 『民主主義とイスラーム――宗教とナショナリズムの相克と調和』,日本貿易振興会アジア経済研究所,234p. ISBN-10: 4258045144 ISBN-13: 978-4258045143 \2700 [amazon][kinokuniya]

■内容
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、中東・イスラーム世界における「異」文化を理解することを目的とするのではなく、共同体形成における思想の役割と、その思想がいかなる社会的要因のなかから抽出されてくるのかという、きわめて普遍的な問題を、中東・イスラーム世界の事例において観ようとした。

内容(「MARC」データベースより)
共同体形成における思想の役割と、その思想がいかなる社会的要因のなかから抽出されてくるのかという、きわめて普遍的な問題を、中東・イスラーム世界の事例において考察する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
酒井 啓子
日本貿易振興会アジア経済研究所研究企画部研究事業開発課課長代理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
まえがき
第1章 宗教とナショナリズム概論
 はじめに
 第1節 共同体組織論理としての宗教とナショナリズム:その相反性と相互利用性
 第2節 現代欧米研究者のナショナリズム分析における宗教の位置づけ
第2章 中東・アラブ世界における民族主義と宗教
 第1節 アラブ民主主義概論
 第2節 アラブ民主主義における世俗主義・イスラーム認識
 第3節 アラブ民族主義者の「反省」?
 第4節 結語
第3章 イスラーム世界における政-教関係の二つの次元
 はじめに
 第1節 政‐教関係の分析の枠組み
 第2節 国家‐社会関係としての政‐教関係
 第3節 規範理念と現実政治の関係としての政‐教関係
 むすびに
第4章 トルコ共和国成立期の「国民」(millet)概念に関する一考察
 はじめに
 第1節 いかなる国家の「国民」か
 第2節 議会内の議論および規約、声明などにみられる「国民」概念
 第3節 クルド人の独立戦争参加の実態
 第4節 議論および言説の変化(多民族国家論から単一民族国家論へ)
 おわりに
第5章 イラク・アラブ民族主義思想における宗派主義とそれへの批判
 はじめに―イラクにおけるフセイン独裁政権の起源をめぐる議論
 第1節 シュウビーヤ論をめぐって
 第2節 ハサン・アラウィのアラブ民族主義批判
 結語にかえて
第6章 
 はじめに
 第1節 アルスーズィーの生涯
 第2節 アルスーズィーのバアス主義
 第3節 バアス主義の政治イデオロギーへの発展:アルスーズィーからアフラクへ
 第4節 政治手段としてのバアス主義
 結び
索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志 
UP:20090704 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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