『マイノリティは創造する』
宇野 邦一・野谷 文昭 編 20010115 せりか書房,228p.
last update:20140121
■宇野 邦一・野谷 文昭 編 20010115 『マイノリティは創造する』,せりか書房,228p.
ISBN-10: 479670230X ISBN-13: 978-4796702300 \2400+税
[amazon]
/[kinokuniya]
■内容
しばしば統治や管理の対象となり、社会的に差別・排除されてきたマイノリティについて様々な観点から考察を行う。
立教大学全学共通カリキュラム講義「文化創造とマイノリティ」をもとに、12の論文を収録。
■目次
序文 なぜマイノリティなのか 宇野 邦一
I マイノリティの思想
歓待の思考 鵜飼 哲
〈クレオール〉の争奪 西谷 修
マイノリティ いくつかの問い 宇野 邦一
ユダヤ人であること モーリス・ブランショ/西谷 修 訳
マイナー言語学というもの 前田 英樹
II マイノリティの表現
ハエの羽音のような言語――イディッシュ文学のアバンギャルドな実験 西 成彦
マイノリティの見え方――ラテンアメリカ文学の冒険 野谷 文昭
ゲイ・シアターの想像力(ヴィジョン)――ラドラムとクシュナーの演劇とセクシュアリティ 一ノ瀬 和夫
マイノリティ/マジョリティ、文化の可能性――在日の終焉以降 ホン・キウイ
日本人は韓国人をどう描いてきたか 四方田 犬彦
III マイノリティの歴史
犬でもなく、猿でもなく――ラコタ・スー族におけるエスニック・アイデンティティの創造 阿部 珠理
ユダヤ国家のアラブ人「不在者」 小岸 昭
後書きにかえて 野谷 文昭
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:北村 健太郎