『脳死と臓器移植法』(文春新書)
中島 みち 20001120 文藝春秋,214p.
last update:20110413
■中島 みち 20001120 『脳死と臓器移植法』(文春新書),文藝春秋,214p. ISBN-10:4166601407 ISBN-13: 978-4166601400 \714 [amazon]/[kinokuniya] ※ ot
■内容
出版社/著者からの内容紹介
脳死臓器移植法が成立するまでの"密室劇"を明らかにしつつ、プライバシー保護の名のもとに脳死移植の密室性をいま改めて問い直す
内容(「BOOK」データベースより)
たとえ脳死と宣告されても、心臓が鼓動をきざみ、肌は温かいのに治療を止めるのは忍びない。他方、一日千秋の思いで臓器の提供を待ちわびる患者たち。その両者の立場と痛みを知る著者はまた、日本における、いわゆる脳死立法の波乱の十余年を終始ウォッチし関わってきた。法の見直しが叫ばれる今、改めて、一九九七年に制定された臓器移植法の理念と、その成立までの対立点を明確にし、真の患者のプライバシーとは何か、日本人の死生観とは何かを問う。
■目次
序章 ドナーカードを書く前に
第1章 脳死立法までの道のり
第2章 「死体」という言葉
第3章 参議院での逆転
第4章 家族を失うということ
第5章 情報開示とプライバシー
第6章 法の見直しについて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:大谷 通高