『障害者問題ゼミナール 2――癒しの関係をもとめて』
堀 正嗣 他 20001025 明石書店,243p.
■堀 正嗣 他 20001025 『障害者問題ゼミナール 2――癒しの関係をもとめて』,明石書店,243p. ISBN-10: 4750313378 ISBN-13: 978-4750313375 [amazon] ds
■出版社/著者からの内容紹介
■目次
まえがき
1章 重い障害を持つ娘・天音と生きる 山口 ヒロミ
はじめに
1 天音の誕生
2 泣き続ける天音
3 母子入院
4 大きな洞穴
5 今だけ考えたら
6 あまね日記
7 良い子を産んだね
8 ヒロミさんも生きていてほしい
9 小学校へ
10 あまね通信
11 学級写真
12 半分あまねちゃん
13 お誕生会
14 あまねバンド
15 天音の自己主張
16 天音ワールド
2章 ハンセン病と人権 神美 知宏
はじめに
1 自己紹介
2 本名を名乗るとは
3 ハンセン病対策の歴史
4 ハンセン病患者に対する差別と偏見の歴史
5 家族との関係を考える上で
6 全国ハンセン病療養所入所者協議会の活動について
7 やりとり
3章 HIVと人権 屋敷 恭一
1 HIVとはどんな病気なのか――特に社会的側面において
2 HIVに取り組んで発見したこと
3 医療による差別で薬害被害者が苦しんできたことについて
4 HIV薬害問題について
5 HIV薬害問題が社会に与えたインパクト
6 今、HIV問題の解決に求められるもの
7 やりとり
4章 安らぎのセックス 平野 広朗
はじめに
1 棒と穴のセックス――若い子たちの性
2 肌の温もり――ぼくのセックスイメージ
3 「性」との出会い
4 体の反応を楽しんで……
5 自分の人生は自分のもの
6 やりとり
5章 心理学と癒し 山下 栄一
1 心理学と私
2 「癒し」とは何か
3 やりとり
6章 障害者と癒し 藤岡 幸子
はじめに
1 ピア・カウンセリングとは
2 あるがままで生まれていいよ
3 障害は個性なんだよ
4 信頼すること
5 心の傷はなぜ起きるのか
6 私の生い立ち
7 聴くことの大切さ
8 やりとり
7章 ゼミナールから視えてきたもの
1 障害者としてのおもい
2 障害者をもつ人(子ども)とかかわって
3 障害者問題と出会って
8章 癒しの関係をもとめて 堀 正嗣
はじめに
1 本当につらい中よく生きてきたね
2 生まれてきてくれて本当にありがとう
3 英雄的な魂
4 みんな傷ついてきた
5 癒しのあやうさ
6 良い子を産んだね――生命の優しさ
7 人間解放としての癒し
あとがき
子ども情報研究センターへのお誘い
■引用
■言及・紹介
*作成:野崎 泰伸