『外国税額控除――国際課税の理論と実務・第2巻』
中野 百々造 20000925 税務経理協会,283p.
■中野 百々造 20000925 『外国税額控除――国際課税の理論と実務・第2巻』,税務経理協会,283p.(本庄 資・川田 剛 編,日本税理士会連合会 監修) ISBN-10: 4419036559 ISBN-13: 978-4419036553 3400+ [amazon]/[kinokuniya] ※ t07.
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内容(「BOOK」データベースより)
本書は、わが国の法人税における外国税額控除制度について、その理論、その沿革を踏まえて、体系的・総合的に論述したものである。この制度は、著しく精緻化されたものになっているが、本書は、法人税における外国税額控除制度について、国際的な所得に対する二重課税排除の理論、外国税額控除制度の沿革を踏まえて、控除対象となる外国法人税の範囲(内国法人の支店、工場等名義による直接納付分、子会社名義による間接納付分、みなし納付分)、国外源泉所得を要素とする控除限度額の計算、限度超過額及び余裕額の処理、税額控除の適用要件、税額控除に関係する所得計算等について体系的、総合的に論述したものである。
■目次
第1章 総論
第2章 わが国の外国税額控除制度の概要と沿革
第3章 外国税額の集計(その1)――直接納付分の控除対象外国法人税額
第4章 外国税額の集計(その2)――間接納付分の控除対象外国法人税額
第5章 外国税額の集計(その3)――みなし直接納付分の控除対象外国法人税額
第6章 外国税額の集計(その4)――タックス・ヘイブン対策税制による合算課税に係るみなし納付分の控除対象外国法人税額 129-149
第7章 国税(法人税)の外国税額控除の控除限度額
第8章 地方税の外国税額控除の控除限度額
第9章 外国税額の控除限度超過額と控除余裕額の繰越使用
第10章 外国税額控除の適用要件
第11章 外国税額控除の適用を受ける場合に関係のある所得計算規定