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『ネイティブチェックが自分でできる英語正誤用例事典』

Keating, James T. 20000905 ジャパンタイムズ,315p.

last update:20101207

■Keating, James T. 20000905 『ネイティブチェックが自分でできる英語正誤用例事典』,ジャパンタイムズ,315p. \2520 ISBN-10:4789010112 ISBN-13:978-4789010115 [amazon][kinokuniya]  ※


■内容


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著者は35年間英文の編集・校正に携わってきた、いわば英文のプロである。内容はタイトルにあるように、そのほとんどを著者の経験から拾った実際の英文原稿で構成されている。まちがっているものや未熟な表現例を示し、「よりよい言い回し」「誤解を招く表現」「似ている語の区別」「ムダな繰り返し」「なくてもよい言葉」「間違いやすい用法」という6セクションに分け、明瞭で、自分の意思がストレートに伝わる英文とはどういうものかを紹介する。
たとえば、「Thank you in advance.(前もってお礼申し上げます)」という言葉を何かの依頼の手紙で書くことは勧められない。自分の依頼を承諾してもらえると想定していることになるため、無遠慮である。また、後日改めてお礼をする時間を取りたくないので、今、つけ加えて言っておくという意味にもなる。お礼がしたい場合は後日、礼状を出すとよい。これまでマニュアル的に覚えてきた決まり文句や表現も、いま一度、このハンドブックに当たってみる価値はありそうだ。
このほか、大文字の使い方、省略形、ハイフンなど、文章スタイルの基本についてのコラムもある。また、各セクションにはアルファベット順にインデックスがついているので使い勝手もよい。明瞭で簡潔な英文を書く、「単純で究極の」ハウツーを目指した正統派のハンドブックといえよう。ちなみに解説は日本語なので心配ご無用。(祐)

内容(「BOOK」データベースより)
大和証券、マツダ、ノースウエスト航空、ビジネスウイークなどで35年間英文編集・校正を担当してきた著者が明かす正確な簡潔な英文を書く秘けつ集。


■目次


1 よりよい言い回し/Avoidables
2 誤解を招く表現/Cloudy Words
3 似ている語の区別/Confusables
4 ムダな繰り返し/Copycats
5 なくてもよい言葉/Dispensables
6 間違えやすい用法/Wrong Words



*作成:櫻井浩子
UP:20100721 REV:20101207
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