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『日本の階層システム〈3〉戦後日本の教育社会』

近藤 博之編 200007 東京大学出版会,258p.


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■近藤 博之編 200007 『日本の階層システム〈3〉戦後日本の教育社会』,東京大学出版会,258p. ISBN-10: 413055123X ISBN-13: 978-4130551236 \2940 [amazon][kinokuniya] p0206

■内容(「MARC」データベースより)

戦後の日本社会は、学歴を職業界のパスポートに利用することによって、教育に対する人々の熱望を一方的に高めてきた。
そうした形での教育の拡大は社会の機会構造をどのように組み替え、全体社会の階層構成にどんな影響を及ぼしてきたのか。
また、学歴取得競争に深く関わってきた戦後生まれの世代は現在の階層状況をどう認識し、評価しているのか。
本書が取り組んでいるのは「学歴社会」にまつわるこうした問題についてである。

学歴主義の風潮は,日本社会の機会構造をどのように組み替えたか.「平等」と「効率」のはざまで,現代社会は学校制度にどんな意味を与えようとしているのか.進学競争の実態,教育と労働市場の関係から,「豊かな社会」における教育の階層化機能を検証する.

■紹介・言及

橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社


UP:20090815 REV:
平等/不平等/格差  ◇格差・貧困に関する本の紹介  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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