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『霊園はワンダーランド――ホームレスと過ごした一年間の記録』

小笠原 和彦 20000610 現代書館,302p.

last update:20110716

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■小笠原 和彦 20000610 『霊園はワンダーランド――ホームレスと過ごした一年間の記録』,現代書館,302p. ISBN-10:4768467776 ISBN-13:978-4768467770 \2415 [amazon][kinokuniya] ※ u01 w01

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
おかしくて、やがて哀しき霊園生活。警備員として霊園で働いた著者が綴る摩訶不思議、不況日本曼荼羅模様。

内容(「MARC」データベースより)
警備員として霊園で働いた著者が綴る魔訶不思議な不況日本列島曼荼羅模様。中高年で失業などでホームレスとなり、公営の霊園で過ごす人々とのやりとりをまとめた、切なくなる様な一年間の記録。

■目次

第一章 中高年の失業
 不況がやってきた
 強力なライバル
 下がり続ける賃金

第二章 霊園の春
 「おめでとうございます」
 失業者の受皿
 教練
 不安
 事件
 トラブル
 仕事はじめ
 私の人生
 粋な女
 人生模様
 誰がホームレスか
 被害者は?
 笑えない話
 焼身自殺
 霊園レビュー
 見なかったことに
 給料日
 霊園ルール
 犬の散歩
 ラッキーパンチ
 「くたばりぞこない」
 助け合い
 ケンちゃんの望み

第三章 百日紅の夏
 嘘?
 猪首の男
 先生と呼ばれていた
 生まれてこなければよかった
 巡回
 秒読み
 「おーい、生きているか!」
 霊柩車
 禁断の実
 上げるも供養、下げるも供養
 先見の明
 小悪党たち
 二枚目、赤毛の松のこと
 零円の芸術家たち
 家族連れ車内生活者?
 十七区の人たち
 決断
 スフィンクス・小島のこと
 世紀末強盗
 よそ行き
 霊園脱出計画

第四章 金木犀の秋
 家があるもんね、お父さん
 お彼岸
 酒よりリンゴ
 もちの木の下で
 Tバック
 シロが死んだ
 就職できますように
 戦争の傷跡
 小川家族のこと
 強制退院

第五章 霊園の冬支度
 花泥棒
 見えないはしご
 宴会は続く
 最後の巡回
 大晦日

あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20110716 REV:
失業/フリーター/NEET ◇労働身体×世界:関連書籍 2000-2004  ◇BOOK
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