『AERA MOOK 死生学がわかる。』
朝日新聞社編 20000610 朝日新聞社,176p.
■朝日新聞社 20000610 『AERA MOOK 死生学がわかる。』,朝日新聞社,176p. ISBN-10:4022741104 ISBN-13:9784022741103 \1200 [amazon]/[kinokuniya] ※d01, et-t
■内容
脳死・尊厳死・自殺、ライフステージと死、ホスピスやターミナルケア、いのちの電話、動物園のなかの「生」と「死」など、生と死をめぐる諸問題に様々な視点からアプローチする。
■目次
死生学への誘い よく生きることは、よく死ぬこと
3つのフォーカス
脳死 「死」の管理システムとしての臓器移植法
尊厳死 死の自己決定がはらむ危険
自殺 性差の自殺論覚書
6つのアプローチ
死と社会 生命政治論 問われる人生最後の「生命の質」
死を教育する 臨床人間学 死生観は十人十色であることに気づく
死を受容する 心理学 死は生の中で常に成長している
死を看とる ホスピス論 ホスピスで死ぬ意味
死を共有する セルフヘルプグループ論 人を支えることで自らの問題を克服する
死を考える 生命倫理学 「死」の現在についての7つの命題
死生学の射程 人はどう死の恐怖を克服してきたか
「生」と「死」を考えるキーワード
ライフステージと死
子ども 自尊の感情を育てる「いのちの学習」
思春期 「死と並んで歩んで行けたらなぁ」
壮年期 働き盛りの死は、その人の負っている責任が投影される
老年 楽に死ぬなら長生きが一番
癒しと看とりの現場から
ホスピス いのちの救いを求めて
在宅ホスピス医療 「家族とともに最期を」の願いを支援する
内科病棟 目に焼きつく、耳に残る最後の生きざま
ターミナルケア教育 患者さん一人ひとりの人生を見る
子どもをなくした親たちの自助グループ 同じ経験を語り、聞くことから新たな一歩を
遺族のケア 愛する人を失った悲しみをどう和らげるか
学生相談室 悲嘆のプロセスも成長の機会
いのちの電話 自殺の訴えは救いを求める先日
保健所 地域で人の一生をトータルに支える
死への心構え キーワードは希望・愛・ユーモア
「いのちと出会う」
動物園のなかの「生」と「死」 増井光子さんに聞く
少年たちはなぜ野宿者を襲ったのか 北村年子さんに聞く
死への実務 自分らしい「死」と「葬送」の生前準備
「生」と「死」についての相談ガイド
「生」と「死」を考える映画・ビデオガイド
「生」と「死」を考えるブックガイド
対談 宗教無き時代にいかに死と向き合うか
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:本岡 大和