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『エイズ・デイズ――危機と闘う人びと』

宮田 一雄 20000523 平凡社(平凡社新書047),202p.

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last update:20151130

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宮田 一雄 20000523 『エイズ・デイズ――危機と闘う人びと』,平凡社(平凡社新書047),202p.  ISBN-10: 4166601113 ISBN-13: 978-4582850475 680+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

これまで千数百万人が命を落としたとされる新病エイズ。 緩やかに進行する地球規模の「危機」としてエイズをとらえ、感染者たちと支援者たちを取材してきたジャーナリストがHIV感染の現場で起きていることをリポートする。 危機と闘う人びとの姿を伝えながら訴える支援と予防への取り組み、そして希望とは。

■目次

はじめに――エイズの時代の三つの危機
現実にそこにある危機
ゆるやかに進行する危機
危機に気づかない危機

第一章 エイズの時代を生きる
「正しい」知識とは何か
感染の確率は「行動」の中身から
日常の接触
キャンドルライト・メモリアルで
九二年の「エイズブーム」

第二章 マジックの魔術
引退宣言
マジックの復帰の蔭に
苦い現実
ミュージカル「レント」

第三章 冷戦後現象としてのエイズ対策
「ベルリンの壁」の前に
人、情報、そしてウイルス
冷戦後現象としてのエイズ対策
乱世の思考

第四章 アジア通貨危機とエイズ危機
アジア太平洋エイズ会議から
貧困、開発、繁栄
ドラマチックな拡大
通貨危機とエイズ危機

第五章 マニラの夜
売春の密度
草むらそして映画館
マニラの夜は更けて

第六章 アフリカの深刻
修正された推定値
予想以上に深刻だったアフリカ
もう一度、「正しい」知識とは

第七章 新たな希望、新たな変化
カクテル療法の発想
持久戦
鳴らなくなったポケベル
三つの選択肢

第八章 影響を受けた人びと
ジャーナリスト
ピープル・ウィズ・エイズ
影響を受けた人

第九章 ニューヨークでの体験
アクト・アップ
ヨコハマ・グループと呼ばれる人びと
「別居した夫婦」のように
世界エイズデー

第一〇章 なんじ、すべての山にのぼれ
少なくなった地下鉄のポスター
どんな山だって登れる
締切のない日々
レッドリボン
エステート・プロジェクト

第一一章 長く静かな闘い
フォーカル・パーソン
バクトラムの効果で
時間との競争
「前向きに生き、尊厳を持って死ぬ」

第一二章 石の壁の夏
エスクァイア誌の特集
二五周年の行進
デザインの遺産展
名前の壁

第一三章 それでも放っておきますか
ぷれいす東京の活動から
事務所の引っ越し
コンドーミング・ブック
放っておきますか?

終わりに

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20151130 REV:
HIV/AIDS  ◇貧困  ◇アフリカ  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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