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『精神の管理社会をどう超えるか?――制度論的精神療法の現場から』



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■杉村 昌昭・三脇 康生・村澤 真保呂 編訳 20000407 『精神の管理社会をどう超えるか?――制度論的精神療法の現場から』,松籟社,290p. ASIN: 4879842117 [amazon][kinokuniya] ※ m,

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内容(「BOOK」データベースより)
人は制度なしには生きられない。わたしたちは制度(病院、学校、会社…)とどうつきあっていくか?制度のリミットをどう乗り越えていくか?スペインからフランスへ…そして沖縄へ。
内容(「MARC」データベースより)
「制度」とは本来何を意味するものか。原著である精神科医ガタリらのインタビュー集を中心に、フランスで実践されている「制度論的精神療法」という「医療」の、日仏両国における実践の未来を展望する。

■目次

「制度論」革命に向けて
ラボルドで考えてきたこと
制度の概念に戻ろう
写真・ラボルド病院私景
精神医療の再政治化のために
沖縄/精神医療と文化
ローテーションの精神
精神医学の特殊性と非‐特殊性


■三脇 康生 200004 「精神医療の再政治化のために」、杉村他編訳[2000:131-217]

■言及

◆立岩 真也 20031101 「現代史へ――勧誘のための試論」『現代思想』2003-11

「☆21 この時期の動きはただの事実の羅列としても記述されていない。例えば精神医療のことを調べようという大学院生が本(杉村他編訳[2000])を読んでガタリやフランスの精神病院のことを知っていたりするのだが、もっと近くの歴史はごくおおまかにも――その本の中にも三脇[2000]があるのだが――知らなかったりする。連載の第九回で言及した「全国精神「病」者集団」の機関誌を整理し資料化してくれたらうれしいと言っている人がいる。」


UP:20060813 REV:20081102
三脇 康生  ◇精神障害/精神医療  ◇精神障害/精神医療・本(2000年から)  ◇BOOK
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