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『歴史』(21世紀のキーワード インターネット哲学アゴラ)

中村 雄二郎・野家 啓一 20000426 岩波書店,220p.

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last update:20171109

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■中村 雄二郎・野家 啓一 20000426 『歴史』(21世紀のキーワード インターネット哲学アゴラ),岩波書店,220p. ISBN-10:4000262882 ISBN-13:978-4000262880 1500+ [amazon][kinokuniya] ※ m/kan

■内容

[amazon]より

内容紹介

人間は,物語り行為を通じて,単なる事実や出来事の集積に還元できないリアリティを構成し,自らの私的体験を自己にとっても他者にとっても理解可能な公共的経験へと転成させる.このリアリティこそ「歴史」の名に値するものではないか.〈アゴラ〉の最終巻で,2人の哲学者が「歴史」の根源について,じっくり語り合う.


内容(「MARC」データベースより)

〈CD-ROM付き〉人間は物語り行為を通じて、単なる事実や出来事の集積に還元できないリアリティを構成し、公共的な経験へと転成させる。「歴史」の根源を徹底討議。シリーズ全8巻完結。

■目次

はじめに
「インターネット哲学アゴラ」を開くにあたって
コラム「新しい表現の可能性」

歴史

「歴史」について 中村雄二郎

第1章 記憶と言葉

「記憶」と「方法」の対立 野家啓一
「共通感覚」と「自然言語」 中村雄二郎
「忘却の海」の深さ 野家啓一
<パトス>としてのことば 中村雄二郎

用語解説1

第2章 終末論とコスモロジー

コスモロジカルなフィクション 野家啓一
「コスモロジー」の解体 中村雄二郎
歴史意識 野家啓一
「世界」と「現実」 中村雄二郎

用語解説2

第3章 ナショナリズムと共同体

社会科学的思考 野家啓一
二つのハイガイ 中村雄二郎
カテゴリー・ミステイク 野家啓一
コンミューンとパブリック 中村雄二郎

用語解説3

第4章 物語りと歴史

物象化論と制度論 野家啓一
物語的自己同一性 中村雄二郎
「癒しの力」と物語り 野家啓一
「好奇心」と「対話」と「リズム」 中村雄二郎

用語解説4

あとがき 野家啓一

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾 *更新:岩ア 弘泰
UP:20101211 REV:20171109
『環 ―歴史・環境・文明―』 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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