『応用倫理学の転換――二正面作戦のためのガイドライン』
川本 隆史・高橋 久一郎 20000325 ナカニシヤ出版,274p.
■川本 隆史・高橋 久一郎 20000325 『応用倫理学の転換――二正面作戦のためのガイドライン』,ナカニシヤ出版,274p. ISBN:44888485534 ISBN-13:978-4888485531 2415 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容(「BOOK」データベースより)
「応用」倫理学でいいのか?使いでのある倫理学への転換。
■内容(「MARC」データベースより)
時代と社会が投げかける、いわば野生の問題群に、応答せざるを得なくなった倫理学の転換過程を解明するとともに、出来合いの応用倫理学それ自体を更に転換して「倫理学のリハビリテーション」を図る。
■目次
応用倫理学への/からの転換―序論に代えて
1 生命倫理学の転換
生死・時間・身体―生命倫理のいくつかの論点によせて
生命と死をめぐる実践的討議――障害新生児の安楽死問題を手がかりにして
2 環境倫理学の転換
われわれの応用倫理学の源泉としての「水俣病事件」
自然保護・エコファシズム・社会進化論―キャリコットの環境倫理思想の検討
3 経済とビジネスの倫理
貧困・社会政策・絶対性
ビジネスにおける倫理的まなざし―企業の道徳的責任について
4 方法と教育への問い
「応用倫理学とは何なのか」と問う必要があるだろうか
相互行為としての「教育」―言語資本をめぐる議論を手がかりに
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◆霜田 求 20000325 「生命と死をめぐる実践的討議――障害新生児の安楽死問題を手がかりにして」,川本・高橋編[2000:53-75]
作成:櫻井浩子