10章 福祉文化と福祉民度――人々の考え方と地域を変えていくために
1 これまでの福祉パラダイムでは解けない問題の発生と福祉理念の見直し始まる
2 変革する福祉――転轍機としての福祉文化と地域
1 新しい福祉文化創造の課題――福祉観の転換を確認する
(1)ノーマライゼーションとは?
(2)障害とは?――Handicap is a relationship between a person and his environment概念
(3)自立と社会的独立――自立は部分的であるべきか、全体的であるべきか
(4)ソーシャル・インテグレーション(社会的統合)と生活経験
2 変革する福祉――福祉文化と地域の重視
(1)福祉変革――何が問われているか
(2)「社会福祉基礎構造改革」にみる福祉文化と地域の捉え方
(3)福祉文化論の特徴
3 福祉文化と地域をつなぐ「福祉民度」の考え方
1 「福祉民度」は福祉水準、地域民力ではない
2 「福祉民度」は「社会的独立」と「社会的統合」の程度をはかる尺度
4 まとめにかえて